写真と記事はVoice of Tibetより、写真は焼身自殺をした二人の僧侶、二人ともまだ18歳だ。
【四川省アバ・チベット族チャン族自治州】9月26日、午後1時頃、アバ県のキルティ僧院で二人の若い僧侶が焼身自殺を図った。二人は、「宗教の自由を!」「ダライラマ万歳!」と叫び、火をつけた。一人は既に死亡した模様。
写真左のLobsang Kalsangは3/16に同僧院で焼身自殺をしたLobsang Phuntsokの弟である。写真右はLobsang Kunchok、二人は18歳であった。
現在、大量の武装警官と公安、特別警察が派遣され、僧院と町が包囲している。
8/15にも29歳の僧侶が焼身自殺をしている。2009/2/27にも中共政府に対する抗議として、チベット国旗である雪山獅子旗を掲揚し、僧侶は自らに火をつけた。その時、包囲していた軍隊と警察から銃撃を受け、僧侶は身を焼きながら倒れた。その体を彼らは担いで引き上げ、今なお、その遺体は不明である。
【IZA9/26-チベット僧の焼身自殺再び 中国四川省】
亡命チベット人向けのラジオ局「チベットの声」(本部オスロ)によると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で26日、チベット仏教寺院の若い僧侶2人が焼身自殺を図った。うち1人は既に死亡している可能性が高い。
同県では、ことし3月にも同じ寺院の僧侶が焼身自殺。その後、多数の僧侶が参加する抗議デモが起きるなど寺院側と当局の対立が激化しており、当局は26日、多数の警官隊を動員し、厳戒態勢を敷いているという。
同ラジオによると、2人の僧侶はいずれも20歳以下。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世への支持や、宗教の自由の必要を訴えるスローガンを叫びながら自殺を図った。2人のうち1人は、今年3月の焼身自殺で死亡した僧侶の弟とみられる。(共同)
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