写真は司法取引に応じたイノウエエミコさん(43)/YouTubeより
映像には親権を認められたDV医者のMoises Garciaが涙を浮かべている。この元夫にイノウエさんは暴力を振るわれたと主張しているが、こうした内容には全く触れられていない。子供を連れ去ったイノウエさんが一方的に悪いことになっている。
イノウエさんは、米国のグリーンカード更新にハワイへ渡航し、逮捕された。DV夫に愛想を尽かし、子供を実家に連れ帰ったことが10年以上もの禁固刑になるとして、30日以内にKarina Garciaちゃん(9)を米国に戻すと司法取引が行われ、軽罪に減刑されると思われる。しかし、彼女の両親がKarina Garciaちゃんを米国に連れてくるまではイノウエさんはミルウォーキーで拘留され続ける。
イノウエさんは、娘に面会しながら米国で暮らす意向だが、夫だけでなく、米国にも愛想を尽かしたのではなかったのか?娘と一緒に日本で暮らしていれば良かったのに・・・。
【日経11/22-長女「連れ去り」認める 米で訴追の邦人女性、司法取引応じる】
米国在住の元夫(39)に無断で米国から長女(9)を日本へ連れ帰ったとして親権妨害罪などで訴追された兵庫県宝塚市の日本人女性(43)の公判が21日、米ウィスコンシン州の裁判所で開かれ、女性は長女を連れ去って元夫の面会を不法に妨げたことを認め、長女を米国に戻すことを認める司法取引に応じた。
女性の弁護士と元夫が閉廷後に明らかにした。訴追手続きは22日に正式に終結する見通し。
日本は国際結婚の破綻後の子どもの法的扱いを定めた「ハーグ条約」に未加盟。法律が未整備のため、混乱が長引いているケースといえそうだ。
弁護士によると、司法取引に応じなければ10年以上の禁錮刑となる可能性もあったため、女性は司法取引に応じた。女性は、米国の永住権を持っており、今後は長女と面会しながら米国で暮らす意向だという。
関係者によると、ニカラグア国籍の元夫が2008年に米国で離婚訴訟を起こし、女性は長女と帰国。09年に離婚と元夫の親権を認める判決が確定した。女性は日本の裁判所に親権の変更を申し立てて認められたが、同州当局に指名手配され、今年4月に米国に入国した際に逮捕された。
(ミルウォーキー〈米ウィスコンシン州〉=共同)
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