写真は山積みの薬/SECURING PHARMA 2009/5/25より、これがニセ薬かどうかは分からない
http://www.securingpharma.com/counterfeit-drugs-take-hefty-toll-in-developing-world/s15/a144/
ニセマラリア薬とニセ結核治療薬で毎年70万人が死んでいるとの記事
ニセ薬と言えば中国、しかし、マラリアの有効的治療薬であるアーテミシニン(artemisinin)は中国でつくられた薬でもある。
アーテミシニンは抗マラリア活性を有するセスキテルペンラクトンのひとつで、多薬剤耐性をもつ熱帯熱マラリアにも効果的である。古くから漢方薬として利用されていたヨモギ属の植物であるクソニンジン (Artemisia annua) から分離・命名された。-ウィキペディア-
ニセ薬でさらに死亡者が増えるかもしれない。それでも金が儲かれば関係ない奴らがいる。
【IZA1/17-アフリカで偽マラリア薬 英紙報道】
英紙ガーディアン(電子版)は16日、アフリカ各地でマラリアの偽の治療、予防薬が流通し、被害を深刻化させる恐れがあるとして、専門家らが警鐘を鳴らしていると報じた。
医療機関の専門家らは2002年から10年にかけて11カ国から集められたマラリア薬を分析。その結果、本来の治療、予防薬とは違う成分が入っているものがあることが分かった。
“偽薬”はマラリアの初期症状を緩和するものの、マラリア原虫を駆除できないため、薬に耐性を持った原虫が発生する恐れがある。またアフリカに多いエイズ患者が使う薬とともに服用した場合、深刻な健康被害が生じることがあるという。
偽薬の多くは東アジアで製造されているとみられ、中国の裁判所は09年、ナイジェリアに偽のマラリア予防薬を輸出した中国人6人に死刑判決を言い渡している。(共同)
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