CARNIVAL OF VENICE: BEST MASKS 2012
CARNIVAL OF VENICE: BEST MASKS 2012 from blogmasterpg on Vimeo.
以下はマスクをつくる職人
ある会話
韓国人「私にも似合うマスクはないかしら?」
職人「今のマスクが一番似合っていますよ!」
【IZA2/9-《写真劇場》ベネチア カーニバル 中世にタイムスリップ】
■シーン1
イタリアでカーニバルが始まった。なかでも、水の都ベネチアで行われるカーニバルは有名で、毎年大勢の見物客が訪れる。人々がそれぞれ、趣向を凝らした仮装で、マスクをつけて通りを練り歩くが、7世紀から1000年以上栄えた往年のベネチア共和国を思わせる貴族と淑女たちの姿である。
キリスト教徒は昔、大祭である復活祭(十字架上で死んだキリストの復活を祝う祭日)前の40日間(4旬節)、肉を断って精進した。1旬節の直前の1週間くらいは、肉を食べて楽しく過ごそうというのが、カーニバルのそもそもの起源だ。
イタリア語では「カルネバーレ」というが、この語源は「カルネ(肉)」と「レバーレ(除く)」、つまり「肉よ、さらば」という意味がある。
2月11日から21日まで行われるカーニバルの期間中、ベネチアの中心地、サン・マルコ広場は、まるで中世にタイムスリップしたかのようだ。
■シーン2 職人が生み出す祭りの「顔」
中世ヨーロッパで身分や素性を隠して繰り広げられた「仮面舞踏会」の発祥地でもあるベネチア。この時期、ベネチアにあるマスク工房の職人たちは自慢の商品の仕上げに追われている。
マスク製作に当たっては、工房によってオリジナルの型があり、最後の仕上げによっても微妙に変わるデリケートなものだ。ガラス細工の取り付けや色づけなどは手作業で、美しい細面や動物を模したものもあれば、ラメやリボン、羽をつけたゴージャスなマスク面もある。
装飾品や著名な作家のものとなれば、数万円単位のものとなり、屋台で気軽に購入できるものもある。妖しげな雰囲気を漂わせるマスクが多いが、子供用やペット用といったマスクもあり、街は楽しげなカーニバル一色に染まる。 (EX編集部/撮影:ロイター/SANKEI EXPRESS)
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