写真はビスマルクの肉声を録音した蓄音機、この蓄音機は「クラスM」と呼ばれるエジソン初期の高級機。バッテリーでモーターを作動させ蝋管式のシリンダーに録音、再生をしたもの/YouTubeより、1889/10/7午前中の録音
歌には聞こえないけど、英語やドイツ語でしゃべっている。最後には息子ヘルベルトへのアドバイスがあり、「仕事だけでなく、食べ物、特に飲酒に関しては節度と道徳を守りなさい」との録音、ただ、ヘルベルトはそのアドバイスは守らなかった。
【IZA2/2-鉄血宰相ビスマルクの肉声録音 米研究所跡で発見】
鉄血宰相と呼ばれ、19世紀のドイツ統一の立役者として知られるビスマルク(1815~98年)の肉声を録音した蓄音機が米ニュージャージー州で見つかった。ドイツメディアが1日までに報じた。現存する唯一の肉声という。
ドイツを訪問していた米国の発明王エジソンの助手が1889年10月7日、ハンブルク近郊のビスマルク宅を訪問。ビスマルクは求めに応じて録音し、蓄音機に向けて普仏戦争(1870~71年)で破ったフランスの国歌を口ずさんだ。
録音されていたのは73秒間で、他にドイツ語や英語、ラテン語で歌ったり詩を朗読したりしている。
蓄音機はエジソンの研究所跡で1957年に見つかり、2005年から実際に何が録音されているのか調査が始まった。(共同)
在任中にビスマルクは日本に対してこんな警告を発している。
『大国は、自分に利益があるときは国際法に従うが、一度不利と見れば、たちまち軍事力に物を言わせてくる。そうした国際社会にあって、小国が主権を守るためには、軍事力に頼ることも必要である。なぜなら、それぞれの国が対等の力を持つことで初めてお互いが侵略せずに主権を守り合う。公明正大な国際社会が実現するからだ』
これは現在のわが国に対しても言えることである。小国の北朝鮮が核ミサイルを持つことにより、主権を主張しているが、我が国は原発廃棄により主権を主張するバカ元首相もいるくらいだ。市民運動家は国際社会では生きていくことができないいい見本でもある。
以下はビスマルクと息子の肖像画
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