写真は若き日の草間弥生さん/YouTubeより
同映像はTate Modernにより作られたもの。書き込みには「one of the most amazing women on earth」ですって。
草間さんは病院で絵を描いているが、必要に応じて外出し、また病院へ戻ってくる。病院は彼女の宇宙の中心なのかもしれない。
下記の草間さん一問一答を読んでいると、わが国は安心で安全に暮らせることに対しての感動を忘れているのではないかと思う。安全が当たり前だと思っている。しかし、本当にそうだろうか?
北朝鮮の衛星問題など取るに足らないことで、彼らは既に日本に対して照準を定めたミサイルを持っているのだ。それに対しての対策はあるのか?その隣の国も何基も核ミサイルを日本の各都市に照準を合わせている。
憲法には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と生存権を謳っている。金のバラマキで済むものではなく、命の危険にさらされているのが現状であるが、これに対しての防衛はできているのか?
外交もダメ、防衛もダメなら、命はダメだぞ!
【IZA3/28-《外信コラム》ロンドンの指揮瓦 83歳の創作意欲 「前衛の女王」からのメッセージ】
テムズ川のほとりの近現代美術館テート・モダンで開かれている日本の女性芸術家、草間彌生さんの個展が人気を集めている。長野県に生まれた草間さんは22日が83歳の誕生日。衰えない前衛性とその創作意欲には驚かされる。10代から統合失調症による幻覚や幻視に襲われ、とりつかれるように水玉を描き続けている。1950年代に渡米、「前衛の女王」の異名を取った。草間さんが創造力の源について電子メールで答えてくれた。
--壁を感じたことは
「芸術の力でそれらの壁を打ち破ってきた。芸術家としての前衛性をもって」
--タテ関係に縛られない自由を日本で獲得することは可能でしょうか
「芸術をやっている限り私はこれまで開拓してきましたし、これからもできると信じています。人生への輝いた思い入れを毎日抱いていくことです」
--感性の若々しさを保つ秘訣(ひけつ)を教えてください
「毎日毎日、自らの生への深い畏敬の念を絶やさないことです」
--内向き思考が強くなったといわれる日本の若者たちにメッセージを
「宇宙に対する畏敬の念とその中に暮らすわれわれ個々の人生に対するみずみずしい哲学を持ち、平和や人間として生まれたことに対する感動の日々を送ってください」(木村正人)
テートモダンの記事↓
http://www.tate.org.uk/modern/exhibitions/yayoikusama/default.shtm
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