写真は被害に遭った武莉娟さん(18)/騰訊網より
http://news.qq.com/a/20120322/000897.htm
写真は火葬場の途中で悪党運転手が武莉娟さんを捨てた現場/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-187567-gb2312.html
以下は病院で治療を受けている武莉娟さんと初めに発見された現場/中国網より
http://big5.china.com.cn/gate/big5/news.china.com.cn/node_7150745.htm
なんとも酷い事件だ。初めの暴漢が一番悪い奴なのだが、これには一切触れられていない。ひょっとすると中共幹部のバカ息子なのか?その後の何とも惨い対応が犯人の影を払拭してしまっている。おかしな話である。
この女子高校生には早く良くなってほしい。放置された3月11日の渦陽県の最低気温は0℃、12日は2℃であった。
【IZA3/23-《外信コラム》北京春秋捨てられた女子高生…中国でまた信じ難い事件】
ホームレスは人として認められていないのか-。安徽省亳州市で今月、暴漢に襲われ意識を失っていた18歳の女子高生が、「官」の手によって遺棄されるという信じ難い事件が起きた。
中国メディアによると、女子高生は初め、干上がった用水路に倒れていた。衣服は乱れ、顔から血を流していた。そんな状況にもかかわらず、住民の通報で駆けつけた警官は「ホームレスの凍死」と決めつけた。
さらに、連絡を受けた地元政府は「まだ息がある」との声を無視して、火葬場に運ぶよう手配。ただ“幸運”だったことに、この運転手がまたワルで、女子高生を火葬場まで運ばず途中で捨てた。翌日、発見された女子高生は何とか一命を取り留めたが、後頭部を粉砕骨折していたという。
自宅から約30キロ離れた寮で暮らす女子高生は、久しぶりに帰省する途中に被害に遭った。上海で農民工(出稼ぎ労働者)として働く両親は「私たちがいれば、一日、誰にも発見されないなんてことはなかったのに…」と悔やんだという。中国では昨年10月、ひき逃げされた2歳の女児が放置され、死亡するという事件が起きたばかり。
当局は警官らを拘留、地元政府幹部らを処分したが、非難の渦は収まらない。“心”を持たない「官」の方こそ、人とは呼べない。(川越一)
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