写真はバージニアビーチのアパートに墜落したホーネットジェット戦闘攻撃機/YouTubeより
ホーネットはスズメバチ、我が国でもスズメバチに刺されて死者が出ることもあるが、この米国のホーネットは墜落すれば、たくさんの人が死ぬ。今回は7名の負傷者が出ただけのようだが・・・。
墜落したFA18Dはボーイング(旧マグダネル・ダグラス)社製、複座の夜間攻撃型機。映画「インデペンデンス・デイ」にはFA18Aが登場している。
【IZA4/7-米海軍機が住宅街に墜落 バージニア、7人負傷】
【ワシントン=犬塚陽介】米東部バージニア州バージニアビーチの住宅街に6日正午ごろ、米海軍のFA18D戦闘攻撃機が墜落、アパートなど5棟が全焼した。メディアによると、墜落直前に脱出したパイロット2人を含む計7人が負傷したが、命に別条はない。他に死傷者がいないか、地元警察などが調べを進めている。
事故機は訓練生が操縦、後部座席には教官が乗っていた。海軍によると、離陸直後に「致命的な故障」が発生した。救助されたパイロットの1人は、住人に「墜落してしまい、申し訳ない」と語ったという。FA18は在日米軍基地にも配備されている。
現場はオセアナ基地から約4キロの住宅街。8棟のアパートが密集し、うち5棟が全焼した。米メディアは建物が跡形もなく崩れ、黒煙が噴き上がる現場の映像を伝えた。
CNNテレビによると、基地では海軍機の空母発着訓練が頻繁に行われ、住民から低空飛行による騒音への苦情も出ていたという。
バージニアビーチは首都ワシントンの南方約250キロの大西洋岸にあり、夏場には海水浴客も絶えないリゾート地。人口は約44万人で、世界最大規模のノーフォーク海軍基地に近い。
コメントする