写真は脳から摘出した寄生虫/YouTubeより、20cmもあったと言う
頭に大きな手術痕が残った16歳の小佩さん、「(蛇の肝を)生で食べたの?」と聞かれ「うん」と答えている。まったく屈託のない表情だ。このまま放置していたら、失明したかもしれないと医師が話している。
【広東省雲浮市】16歳の小佩さんは1年前から時折頭がくらくらしていたが、特に気にせずに過ごしていた。ところが、今年の4月に突然卒倒し、四肢はけいれんを起こした。病院の脳外科でMRI検査をすると病巣は広範囲であり、腫瘍ではないが塊のようなものが見つかった。
医師は小佩さんの生活習慣を尋ねると、蛇の生肝を食べていたことが分かり、寄生虫を疑った。4月27日に開頭手術を行い、20cmものマンソン裂頭条虫を摘出した。
人体に入るマンソン裂頭条虫は、頭蓋内・脊髄・心嚢内・眼瞼に寄生し、周辺組織を壊死、圧迫し、重篤な障害を与えることがある。
ヘビやカエルが第二宿主となり、生で食べるとヒトに寄生する。100℃で2分、-20℃で2時間で死ぬ。生で食べるのは絶対にやめよう。脳みそを寄生虫に食べられたくなければ・・・。
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