写真はグリーンピースが原子炉の屋根に落とした発煙筒/YouTubeより
これを原子炉の脆弱性と言うなら、すぐにでも侵入者は空域で除去されなければならない。中国であれば、警告なしに発砲され、発煙筒が発火した時点でロケットランチャーが発射されているであろう。侵入した時点で平和運動家かテロリストかは問題ではない。侵入してはいけないところへ侵入するのであるから、命の保証はないのが当たり前!
さて、我が国はどうか?これも想定外としてウヤムヤか?原子炉へのテロは有無を言わせず、攻撃あるのみ。説得など不要、国民の放射能過剰反応と合わせて攻撃も過剰なものでなくてはならない。
これは原子炉に限らない。火力発電所でも水力発電所でも同じ。発電施設をテロリストに攻撃されれば、国家の基幹部分を一つ潰されるのと同じである。
【IZA5/2-仏原発に空から侵入、活動家】
フランス東部ビュジェの原発に2日、国際環境保護団体グリーンピースの活動家が動力付きパラグライダーで空から侵入、間もなく取り押さえられた。同団体はフランス大統領選の候補に、航空機墜落などに対する原発の脆弱さを示すのが目的と説明した。
フランス公共ラジオによると、侵入したのはドイツ人の活動家。上空から原子炉に向けて発煙筒を投下したほか、原発敷地内に着陸後にも発煙筒をたいた。フランス電力によると、侵入で原子炉の運転に影響は生じていない。
大統領選の社会党候補のオランド前第1書記は「グリーンピースがアピールしたかったことは理解した。ただ私は、あらゆる危険性に対し備えを進めるわが国の原子力安全当局を信頼している」と述べた。
大統領選で同候補は、電力の原発依存を低減する減原発政策を公約。原発の維持を訴えるサルコジ大統領との間で争点となっている。(共同)
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