写真と記事はBBCより、Male tea drinkers 'at greater risk of prostate cancer'=お茶好き男性に前立腺癌の大きなリスク
http://www.bbc.co.uk/news/uk-scotland-glasgow-west-18494725
一日当たり7杯のお茶を飲む男性は前立腺癌のリスクを50%も上げるとの驚くべき調査結果がNutrition and Cancer誌に載せられた。
研究はグラスゴー大学のKashif Shafique博士により1970年から始められた。対象者は21歳から75歳の6016名で研究は40年に及んでいる。このうち、一日に7杯以上お茶を飲む対象者は1/4(1504名:記事には人数なし)、この1500名の6.4%が前立腺癌になったと言うもの。
これは一日に4杯以下、あるいは全くお茶を飲まない対象者と比較して、50%も前立腺癌のリスクが高くなっていると言う。
前立腺癌はスコットランドで最も頻度の高い癌であり、2000年から2010年の発生率は7.4%も増加している。
従来からお茶は体に良いと言われており、お茶をよく飲む人には肥満も少なく、コレステロール値も低いというのが定説である。また、癌や心臓病・パーキンソン病・脳卒中などの予防にも良いと言われているだけにこの研究の結果は驚きである。
この結果は英国だけでなく、日本や中国からも異論が出そうである。
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