▼唸声の気になる写真映像／アルゼンチン：クリスチーナ政権への不満、70万人？のデモ

写真は抗議のためにオリベスクのある共和国広場に集まる群衆/アルゼンチン・クラリン紙より、Fuerte protesta contra el Gobierno: una multitud salió a la calle en todo el país＝政府に対する強い抗議：群衆は全国で街に繰り出す

http://www.clarin.com/politica/Arranco-protesta-movilizaciones-distintos-Ciudad_0_806919556.html

バラマキにより貧困層の支持はあるが、国民の不満はこうしたデモに現れている。つい先日、選挙権を16歳まで下げる法案が可決しているが、こうした抗議デモは若い層にも敏感に伝わるであろう。また、何かと問題の多いスタンダード＆プアーズは１０月３０日にアルゼンチンのソブリン債格付けをＢからＢマイナスへと下げている。

Argentinos realizaron fuerte protesta contra gobierno de Cristina＝アルゼンチン国民はクリスチーナ政権に対して強い抗議を行った。以下はその映像

http://www.dailymotion.com/video/xuygq3_argentinos-realizaron-fuerte-protesta-contra-gobierno-de-cristina-kirchner_news

【IZA11/9-インフレ抗議、７０万人デモ　アルゼンチン、政権に反発】

　アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで８日、高インフレ率や治安悪化を抑制できていないフェルナンデス政権に反発する大規模な抗議デモが行われた。ロイター通信によると、市当局の概算で約７０万人が参加した。

　主催者側によると、２００１年末の事実上のデフォルト（債務不履行）宣言以降、最大のデモ。左派のフェルナンデス大統領は昨年１０月の大統領選で再選を果たしたが、欧州経済危機のあおりを受け経済成長が減速し、支持率を３０％台まで下げている。

　政権は経済減速に対応するため、保護主義的な政策を継続。外貨両替を規制し国民の反発を招いた一方で、手厚い貧困対策により貧困層からの支持は根強い。政府発表のインフレ率は年約１２％だが実際は倍以上とみられ、国際通貨基金（ＩＭＦ）は、正確な数値を公表しなければ制裁を検討する方針を示している。（共同）