7名のデモ隊と兵士1名が射殺された!ムバラク政権の方が安定していたのではないか?
【IZA1/26-エジプト全土でデモ、7人死亡】
【カイロ=大内清】エジプトの反モルシー大統領派のデモは25日、各地で暴徒化したデモ隊と治安部隊との衝突に発展し、フランス通信(AFP)によると東部スエズなどで少なくとも7人が死亡、全土で450人以上が負傷した。モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団の施設などへの襲撃も相次いでおり、反モルシー派と大統領支持派との対立が深まっている。
首都カイロでは、中心部タハリール広場周辺や、へリオポリス地区の大統領府付近などで反モルシー派の若者らが治安部隊と激しく衝突。一部は地下鉄の運行を妨害したり、同胞団に関連する施設を襲撃するなどした。広場では26日未明も数百人が占拠を続けている。
一方、スエズではデモ隊の一部が政府施設に乱入して火を放ち、備品を略奪。衝突で死亡したのがデモ参加者か治安部隊員かは分かっていないが、胸部に銃撃を受けていたという。ロイター通信は26日未明、軍がスエズに部隊を派遣したと伝えた。
同様の衝突は東部イスマイリーヤや北部アレクサンドリア、南部ルクソールなどでも起きており、全国的に治安悪化や騒乱状態が広がる懸念もある。
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