写真は今回タイでのサッカー試合で八百長を持ちかけられた吉田寿光主審/YouTubeより、この映像は2006年のウズベキスタン戦で誤審をしたと告白したもの。
写真は「八百長はダメだよ」とたぶん言っているだろうタイサッカー協会のウォラウィ・マクディ会長/ユーロスポーツより、なんとなくウソ臭い顔だけどなぁ・・・
中国人や韓国人では決してできないことですね！
【IZA2/20-日本人主審、毅然と八百長告発「タイの公式戦で誘われた」】
八百長にＮＯ！ 昨年１１月４日にタイで行われたサッカーの公式戦で、日本人審判に八百長が持ちかけられていたことが１９日、分かった。現地の複数メディアによると、問題になったのはタイ協会杯決勝のブリラム－アーミー・ユナイテッド。主審を務めた吉田寿光氏（４９）はこれを拒否し、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）に文書で報告。今後、詳しい調査が行われるとみられる。
日本人審判の決然とした対応が、サッカー界にはびこる八百長問題に一石を投じた。タイの１９日付複数メディアは、昨年１１月４日にバンコクで行われたタイ協会杯決勝で、笛を吹いた吉田寿光主審に八百長が持ちかけられていたと報じた。
タイでは審判員の技術向上のため、大きな試合には外国人審判を招くことが慣例になっている。今回、ＦＩＦＡとアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）の推薦で派遣されたのが吉田氏だった。バンコク・ポスト紙によると、同氏は金銭を受け取る見返りに、片方のチームに有利な判定をするよう持ち掛けられたという。当然、同氏は拒否し、試合はブリラムが２－１で勝利した。
関係者によると吉田氏は帰国後、日本サッカー協会に不正な動きがあったことを報告。日本協会を通じてＡＦＣとＦＩＦＡに文書を提出したという。詳しい内容について日本協会は「コメントできない」としたが、報告の事実は認めた。
２０、２１日にはマレーシアの首都クアラルンプールでＡＦＣ、ＦＩＦＡ、国際刑事警察機構（インターポール）の共催で八百長や汚職に関する会議が開かれる。タイ協会のマクディ会長はネーション紙に、「日本人審判員からのリポートを受け取った。ＦＩＦＡやＡＦＣ、インターポールと話し合いたい」と語った。
決勝を戦った両クラブは、八百長への関与を一切否定している。ただ、ブリラムは今回の試合に勝ち、プレーオフを経てアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）の出場権を獲得。今月２６日の１次リーグでＪ１仙台と対戦する。マクディ会長は「調査がＡＣＬの参加にどのような影響を及ぼすかは分からない」と話した。
サッカー界では八百長が大きな問題となっている。欧州警察機関（ユーロポール）は今月４日、不正が疑われる試合が２００８年から１１年までの間に６８０試合あると発表した。タイに近いシンガポールの犯罪組織が関与し、欧州チャンピオンズリーグの試合も含まれているという。
ＦＩＦＡはインターポールに２０００万ユーロ（約２３億円）の資金提供を確約するなど不正根絶に動いているが、審判や選手が犯罪組織から脅迫を受け、加担を余儀なくされる例もある。今回は吉田氏の適切な対応で、日本サッカー界の健全さが証明された。
■吉田寿光（よしだ・としみつ） １９６３（昭和３８）年８月２９日、栃木県生まれ、４９歳。宇都宮高から筑波大を経て、９３年に１級審判員となる。主にＪリーグを中心に主審を務め、２００３年からはプロフェッショナルレフェリーとして活動している。０４、０８年Ｊリーグ優秀主審賞受賞。１メートル７０。
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