ここの日本酒は、平成20年の北海道洞爺湖サミットで使われ有名になりました。こんなことを日本人がやったら、唸声は中国の悪口が書けなくなります。日本酒ファンとして、こんなことが他の蔵元でも行われているとしたら、とても悲しいです。日本酒は価格と味は正比例しているので安心して飲めますが、一部プレミヤが付くとガックリします。味と価格がマッチしません。
ここの浪速正宗の味はどうだったのでしょうか?社長は「味は大差ない」としていますが、同じ味に調整できているとしたら、これも技術ですが、場当たり的に在庫状況をみて、別のラベルを貼って出荷したと言います。5年も前からこれを繰り返していたと・・・。平成24年も全国新酒鑑評会4年連続金賞受賞をしています。これだけは別に確保していたのでしょうか?力はあるのに、こんな杜撰なことをして、さぞご先祖様は怒っていることでしょう。10代目社長のやったことは決してゆるされることではありません。これを機にもう一度日本酒造りの原点に戻ってもらいたいものです。
同社の売上は年間2億円程度で、多くの蔵元が1億円から2億円の売上と大変細々とやっているのが実態です。毎月、日本酒の蔵元が倒産しています。日本酒ファンとしては、これ以上蔵元が倒産するのは忍び難く、浪速酒造さんももう一度奮起してもらいたいと願っています。
【読売2/26-安い酒に「大吟醸」ラベル…社長「味大差ない」】
大阪府阪南市の酒造会社「浪花酒造」が、製造・販売する日本酒に実際とは異なる銘柄のラベルを貼って販売していたことがわかった。
安い酒に「大吟醸」などの高級品のラベルを貼っていたほか、「高い酒に安い酒のラベルを貼ることもあった。品切れになった時、商品を確保するため場当たり的にやった」と同酒造は説明。1月以前に製造した商品の自主回収を始める。
同酒造によると、不正表示は大阪国税局の調査で発覚した。自主回収の対象は大吟醸、吟醸酒、純米酒など6種類。在庫がない銘柄の注文があった際、瓶に別の銘柄のラベルを貼って出荷しており、5年前から繰り返していた。こうした不正表示は年間1000本に上っていたという。
また新酒を造る際には、味の調節のため同じ銘柄の古い酒を少し混ぜていたが、足りない時は別の銘柄を混ぜていたという。同酒造は江戸中期の1716年創業。年間20万本を生産し、自主回収対象の6種類はうち3割を占める。成子和弘社長(52)は「味に大差はなく、問題ないと思った。認識が甘かった」と話している。
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成子和弘社長の写真↓
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最近の写真↓
http://kishibura.jp/blog/mama2/2013/02/4722.html
浪速酒造のサイト↓
http://hannan-sci.jp/bussan/naniwa-syuzo.html
弊社商品自主回収に関するお詫びとお知らせ
平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
<内 容>
下記商品の表示に誤りがありました。対象商品を自主回収させていただきます。ただ、対象商品は表示の誤りですので、飲用しても健康への影響は全くございません。
<対象商品>
純米酒
大吟醸酒
吟醸酒
純米大吟醸酒
特別純米酒
<お問い合わせ・対象商品送付先>
対象商品をお持ちの方は、たいへんお手数でございますが、下記宛先に着払いにて送付してくださいますようお願い申し上げます。後日同商品をお送りいたします。
〒599-0201 大阪府阪南市尾崎町3-13-6 浪花酒造有限会社
TEL:072-472-0032(平日8:00~17:00)
FAX:072-472-5000
E-mail : info@naniwamasamune.com
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