写真は焼打ちに遭うメティラの住宅/YouTube(アルジャジーラ)より、仏教徒がモスクへ襲撃し、イスラム教徒も応酬、モスクなどの宗教施設や双方の住宅200棟が焼けた。
少なくとも20名が死亡したと書かれている。たぶん、もっと多くの死者が出ていると思われる。
この暴動のきっかけを見ても仏教徒が少数派のイスラムに虐げられているのではないかと思われる。どんな些細なことでも不満の溜まった仏教徒は爆発してしまうのではないか。ロヒンギャ問題と根は同じかもしれないが、この映像を見る限り、イスラム教徒との経済的格差が仏教徒の不満の原因かもしれない。スー・チー女史はこの問題をどうとらえているのだろうか?どうもさわらぬ神に祟りなしとの感じだが・・・。
【IZA3/23-住民衝突の死者10人に ミャンマー中部】
ミャンマー中部マンダレー地域のメティラで20日に発生した仏教徒とイスラム教徒の衝突はその後も断続的に続き、僧侶を含む少なくとも10人が死亡し負傷者は50人以上に達したことが22日、分かった。地元病院関係者が明らかにした。死者数については20~30人との情報もあり、今後さらに増える可能性がある。
テイン・セイン大統領は同日、メティラなどに非常事態を宣言。治安当局は夜間外出禁止令などで事態沈静化を図ってきたが、緊張が続いているという。メティラの人口は10万人程度で、うちイスラム教徒は約3万人とされる。(共同)
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