初期画面はボスの息子をいじめていたと言われる二人の少年、Andrés Barba Oliva 君(15)とLuis Antonio Ortiz Guerra君(15)、二人は6/21より行方不明になっており、こうして写真入りで大捜索されていたが、7月2日、農場に埋められた二人は遺体で発見された。
写真は麻薬組織のボスJosé Ángel Carrasco Coronel、今年の1月に逮捕されている。このボスはシナロア・カルテルの大幹部であったナチョ・コロネルの甥で実質的後継者。このボスの息子をいじめていたと言う。二人の少年がそんな怖いボスの息子と知っていたかは不明だが、メキシコの麻薬組織は子どもの命さえも容赦なく奪っていく。
やられたら、やり返すのは麻薬抗争と同じとイジメにも報復を適用した。これでイジメがなくなるかどうかは分からないが、イジメには報復があると言う事実が残った。いじめた側が組織の子どもであったらどうなのか?この国ではささいな理由でも殺人事件につながっていく。
【ロイター7/4-麻薬組織ボスの息子いじめて報復か、メキシコで少年2人殺害】
[メキシコ市 3日 ロイター] - メキシコ第2の都市グアダラハラ郊外で2日、森林に埋められた15歳の少年2人の遺体がみつかった。2人は麻薬組織の大物の息子をいじめていたとの情報もあり、報復として殺害されたものとみられている。
検察当局によると、この事件で逮捕された17歳の少年の話では、2人は麻薬組織「シナロア・カルテル」の有力者だった男の息子をいじめていたという。2人がいじめていた少年の父親を知っていたかどうかは不明。この有力者は今年1月に逮捕されている。
殺害された2人は6月21日から行方不明になっており、窒息させられて森林に埋められていた。逮捕された少年は2人の殺害に関与したと話しており、他にも共犯者が複数いたという。
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