51人が亡くなったモルシー派の抗議デモであるが、現場にいた同胞団の支持者を含む複数の目撃者は、発砲したのは軍人ではなく、一般人の格好をしており、軍は催涙ガスを発射し威嚇射撃をしていただけだったと話している。エジプトを混乱させるために入り込んでいる工作員の仕業である可能性が高い。エジプト軍が撮影した上記の映像はこうした工作員たちなのであろうか?
工作員天国の我が国であるが、売国発言を繰り返す元首相経験者や現政界にもたくさん入り込んでいる筈だ。工作員活動は今回のエジプトモルシー派殺害の盧溝橋事件のような一発の銃弾で引き起こす破壊工作もあるが、慰安婦問題のように永遠の楔をうつ破壊工作もある。マイク・ホンダのように米国の支那人組織である世界抗日戦争史実維護連合会から多額の献金を受け、反日活動のために議員になったものもいる。マイク・ホンダは米国議員でありながら、裏では支那の工作員である。米国に慰安婦問題を持ち込み、日米離間を狙っている。そう、狙っているのは中国であり、その意を受けているだけなのだ。
マイク・ホンダの出した慰安婦決議案に毅然として反対した故ダニエル・イノウエ上院議員は、マイクのことを「*******」と言って唾棄したそうである。これは産経の古森記者から聞いた話で、男性の肉体の一部を指し、とても公に言えるような言葉ではないと話されていた。何だろう?気になる。「チンカス野郎」「ホウケー野郎」・・・、きっとこんなところだろう???
【産経7/8-モルシー派に銃撃死者51人に 同胞団「蜂起」呼びかけ エジプト政変】
【カイロ=遠藤良介】エジプトの首都カイロの軍施設前で8日、軍によるモルシー前大統領の解任に抗議するデモ隊が銃撃を受け、保健省によると少なくとも51人が死亡した。中東の衛星テレビ局は、千人以上が負傷したと伝えた。モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は事件に強く反発し、傘下の自由公正党が支持者に「蜂起」を呼びかける声明を出した。
同胞団は、座り込みをしていたデモ隊が「礼拝中に軍と治安部隊の銃撃を受けた」と主張。軍は「武装テロリスト」が施設への侵入を図って攻撃してきたと説明している。私服の一団がデモ隊を銃撃したとの情報があり、何者かが衝突を誘発した可能性もある。
事件を受け、同胞団に次ぐイスラム第2勢力のヌール党が暫定政府樹立の交渉からの離脱を表明。マンスール暫定大統領は調査委員会を設置すると述べた。
【産経7/9-《外信コラム》千夜一夜主張し続けなければ負ける エジプト人の流儀】
先日、カイロ支局前の交差点で車同士の事故があり、双方の運転手がすぐに出てきて派手な口げんかを始めた。道の真ん中に車を止めたままで、渋滞が発生するのもお構いなしだ。
こんなときは近所からすぐに人が集まり、しばしば大きな人だかりができる。当人たちはあらん限りの力で相手を責め、自分に非はないと訴える。周囲の人の中には興奮してどちらかに肩入れする人も出てきたりして、騒ぎが大きくなることも珍しくない。当人たちにとっては、周囲をどう味方につけるかが勝負の分かれ目だ。ウソでも自分の正当性を主張できなければ、たとえ法律的に理があっても「そりゃあ、アンタが悪いよ」と不利な“判定”を下されかねないからだ。
クーデターで失脚したエジプトのモルシー前大統領は、6月末の大規模デモ発生後、演説で「自分には選挙で勝った正統性がある」と何度も強調した。同氏の拘束後は、出身母体のムスリム同胞団が軍介入の不法性を訴え続けている。
一方の暫定政権支持派もデモを続け、同胞団非難を繰り返す。混乱は拡大し経済は停滞、テロや衝突の連鎖への懸念も強いが、当面は双方とも矛を収める気配はない。主張し続けなければ負けるのがエジプトの流儀。判定が覆ることはあるのだろうか。(大内清)
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