この動画はバグダッド北方の町バアクーバ市のスンニ派のモスク(アブー・バクル・アッ・サーディク)での自爆テロの様子をアニメで再現したモノ。7/19、サラートッル・ジュモア=金曜礼拝中に爆弾チョッキを着たテロリストが自爆し、20名が亡くなり、40名が負傷した。再現動画のようにイマーム=指導者がフトバ=説教を始めたところで自爆している。金曜礼拝はイスラム教徒の合同礼拝の義務でもある。
今回はスンニ派によるシーア派への攻撃であるが、「倍返し」はドラマの中だけにしてもらいたい。彼らにとって、宗教か国か、こんな選択をすれば、宗教となるのだろうか?
【産経8/26-イラク各地でテロ相次ぎ47人死亡 イスラム宗派抗争激化】
イラクの首都バグダッドや中部バクバなどで25日、爆弾テロや襲撃事件が相次ぎ、ロイター通信によると、少なくとも計47人が死亡した。犯行声明は出ていないが、イラクでは国際テロ組織アルカイダ系勢力がテロを繰り返している。
バクバでは、中心部の住宅地で自動車爆弾が爆発して11人が死亡。バグダッドから北部モスルに移動中の車が武装勢力に襲われ、乗っていた兵士5人が死亡したほか、バグダッド周辺では商業地区で爆発が相次ぎ、少なくとも15人が死亡するなどした。
イラクではイスラム教の宗派対立を背景にしたテロが頻発し、治安が急速に悪化している。
国連などによると、7月のテロによる死者は1057人に上り、月間死者数としては2008年4月以降で最悪。内戦状態に陥った06~07年のような宗派抗争の激化が懸念されている。(共同)
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