映像は子どもがルビー鉱山で働いているシーンから始まる。世界のルビーの90%を採掘しているといわれるミャンマー、そこでも有名なものはモゴック産のルビー、ここは外国人立ち入り禁止地区、今でも最高のルビーが取れるのかは分からないが、ここにアルジャジーラが入り込み、撮った映像(2011/3)である。問題になっているのは、子どもを使った労働と旧軍事政権への収入源となっていること。
米国が輸入を禁止しても、宝石はどこへでも流れていく。
【産経8/8-米、対ミャンマー制裁でルビー輸入禁止は継続 利権と人権侵害疑い】
オバマ米大統領は7日、ミャンマーからのルビーや翡翠(ひすい)の輸入禁止を継続する大統領令を出した。ローズ大統領副補佐官は声明で「人権侵害に関与したり、ミャンマーの民主改革プロセスを阻害したりする特定の活動や人物」を標的にした制裁は今後も続けると強調した。
オバマ政権はミャンマーのテイン・セイン政権の民主改革を評価し、既に同国製品の輸入禁止措置の大半を解除している。今回の制裁は、宝石類の輸出利権を保持し、少数民族への抑圧などに加担する一部の旧軍事政権関係者らに圧力をかける狙いがある。
ローズ氏は、今後も米政府がさまざまな手段で「国民が直接恩恵を受けられるような改革」をミャンマー政府に促していくと訴えた。(共同)
ある中国人の会話
男「ビジョンブラッドってルビーが最高なんだってよ。知ってた?」
女「あら、私も昨日、不動産会社のバカ息子にビジョンブラッド=鳩の血、使ったけど」
ルビーの昔話
バンコクをうろうろしていたら、詐欺師と思える自称歯医者のオッサンが、今日はあんたはラッキーだと言う。今日は特別のルビーの展示即売会があるからと是非行ってみなさいとノタマウ。ふぅーんと聞いていると、すかさずにトゥクトゥクがやってきて、私をその展示会へと連れて行く。詐欺師の仲間だ。コチラははじめからルビーなんか買うつもりもないので「興味ない」と言っても、見るだけでも見てくれとしつこい。特別の展示会場と言っても小さな宝石屋で騙された旅行客がたくさん来ていた。5分くらい見て、当然ながら何も買わず出てきた。トゥクトゥクの兄ちゃんは困った顔をしていたが、全然無視、タイで親しげに声をかけてきたら、みんな詐欺師!詐欺師もホテルマンも夜の姐ちゃんもみんなタイスマイルで気分はいいけど・・・。
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