写真はデモで亡くなった人々/YouTubeより、ほとんどが警察からの狙撃により亡くなったと言う。エジプト保健省では死者149名と負傷者数百名と発表した。カイロ・アレキサンドリア・スエズなど10地域で午後7時より午前6時まで外出禁止令が出された。死者が増えれば増えるほど混乱は長引いていく。この強制排除により、多数の死傷者が出たことでエルパラダイ副大統領はマンスール暫定大統領に辞表を提出した。辞めるのは簡単だが、ココで逃げ出してはダメ!やはり、この男には大統領などできないか。
上記はエルパラダイ辞表?いや、逃げたシーン/YouTubeよりこの混乱を越えなければ、エジプトに平和は戻らない。
以下は現場映像
以下は強制排除の最中に撃たれて亡くなったスカイニュースカメラマンのMick Deane氏(60)↓
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-23700044
【産経8/15-エジプト座り込み強制排除 デモ参加者らの死亡は124人に 非常事態令を発令】
【カイロ=大内清】エジプトの治安当局は14日朝、クーデターで失脚したモルシー前大統領の支持勢力が首都カイロ2カ所で続けていた座り込みの強制排除に着手、フランス通信(AFP)は座り込み参加者ら少なくとも124人が死亡したと伝えた。モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は「死者は600人以上、負傷者は数千人」と主張している。同胞団側は激しく抵抗し、全土の主要都市などで衝突や警察署などが襲撃された。大統領府は同日午後4時(日本時間同日午後11時)から1カ月間の非常事態令を発布した。
当局が6週間以上にわたった座り込みの武力排除に踏み込んだことで、同胞団側が、暫定政権に対し武装闘争を含む抗議行動を展開する恐れが強まっている。7月3日のクーデター後に軍が示した政権移行プロセスに影響することも考えられ、混乱の長期化が懸念される。
ナセルシティ地区とカイロ大学前の両現場では、テントなどに火が放たれ黒煙が上がった。同胞団側は、当局の実弾使用による「虐殺だ」と非難。当局側は銃で反撃する座り込み参加者らの映像を公開し、「衝突が拡大した責任は同胞団にある」と述べた。同国保健省は、全土で警官ら6人を含む少なくとも95人の死亡を確認したとしている。
非常事態令により、暫定政権は、軍と治安部隊に令状なしで市民を逮捕・起訴するなどの強大な権限を付与。地元報道によると、治安部隊は銃器所持などの疑いで200人以上を拘束、複数の同胞団幹部も逮捕したが、同胞団員らの摘発は今後加速するものとみられる。
東部スエズでは県庁舎を襲撃したモルシー派と当局の衝突で5人が死亡、カイロや北部アレクサンドリアなどでは、強制排除に抗議するモルシー派デモ隊が幹線道路を封鎖した。モルシー派と暫定政権支持派の衝突も各地で発生している。
また、英テレビ局スカイニューズは、同局の英国籍の男性カメラマンがカイロでの衝突の取材中に銃撃を受け死亡したと発表した。
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