まるでシリアのような市街戦、シリアの反政府軍が撮るような生々しい映像です。銃声がずっと鳴り響いています。
こちらも生々しい映像です。日本のメディアでは絶対に報道されないでしょう。
2分53秒後、男性の左側頭部が銃で撃たれてグチャグチャになっています。他にも頭部を狙撃された遺体が多く映されています。
以下のニュースでは、ムスリム同胞団が36か所のコプト教会を放火したとあり、宗教内戦にも進む可能性があるとしている。こうした市街戦は益々激化するか・・・。
【世界日報8/16-ムスリム同胞団、キリスト教会36カ所に放火ーエジプト、コプト教徒2人死亡】
【カイロ鈴木眞吉】エジプト治安部隊の14日の排除作戦により、カイロ市のナセルシティーなどの“拠点”を追われたモルシ氏の支持母体「ムスリム同胞団」は14日から15日にかけ、各地で警察署や政府庁舎、財務省ビルなどを襲撃・放火するなどしたが、国営紙アルアハラムによると、キリスト教会もその対象として少なくとも9県で36カ所の教会に放火した。中部メニヤと北部アレキサンドリアでは、襲撃によりコプト教徒2人が死亡した。
国民の約10%を占めるとされるコプト教徒(エジプトのキリスト教徒)は、「イスラム法導入によるイスラム国家」を目指して、エジプトのイスラム化を推し進めた、独善的・排他的・文化的後進性を持つモルシ・ムスリム同胞団政権に対し、信教の自由を守る立場から反対し、7月3日の政変を歓迎、現暫定政権支持の立場を打ち出した経緯がある。
同胞団によるキリスト教会攻撃で、同国を宗教も巻きこんだ内戦へと導く可能性が懸念される。
一方、強制排除による多数の死者が出たことに対し、国連を初め、世界各国から、暫定政権に対する批判が相次いだ。オバマ米大統領は、「我々は市民への暴力を非難する」と述べ、9月実施予定だった米軍との合同演習を中止すると発表した。
これに対しエジプト政府は、同大統領の発言は事実に基づいていないと反論。エジプトは現在、テロリストの脅威に直面していると主張、穏健派を装った「平和デモ」を呼び掛ける同胞団の本質は、過激なテロ集団との認識を示した。2013/8/16 20:32
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