ALERT! CHINA'S TAKEOVER of US Continued Coverage=警告!中国による米国乗っ取り報道続く
ブタ肉だけではない。議会もヒトも乗っ取られる。既にブタ肉の前にマイク・ホンダは中国に乗っ取られている。映像の58秒後は映画「レッド・ドーン」で米国に北朝鮮が攻めてくると言うシナリオ、北朝鮮にそんな力はないが、これが中国であれば、どうなのかと映像では訴えている。
映像の中にもあるが、世界最大の豚肉生産企業である米国のスミスフィールド・フーズを中国企業が47億ドルで買収をし、米議会は待ったをかけた。日本が最大の輸入国であることから、中国が買収すれば、日本への輸出分は当然ながら削減され、豚肉は中国へ向かう。
自国の得体のしれない豚肉ではなく、最先端の設備で安全な豚を中国も確保したいと言う訳だ。ただ、設備の保守が中国側に任されることになれば、数年後にスミスフィールドの川にブタが浮かぶことになるか?
【産経8/3-「最高の食べ物」中国人、豚肉への特別な思い…米企業買収を狙う】
【新帝国時代】第5部 膨張する欲望(3)
米国の首都ワシントンDCから南に車で3時間ほど。チェサピーク湾河口そばに位置するバージニア州スミスフィールド市では最近、ダークスーツに身を包んだ男性らが闊歩(かっぽ)する姿が散見される。人口1万人に満たない地方都市に不釣り合いな面々は金融都市ニューヨークからの訪問客だ。
◆供給追いつかぬ中国
彼らはスミスフィールド市に本拠地を置く世界最大の豚肉生産企業、米スミスフィールド・フーズに雇われたM&A(合併・買収)を専門とする銀行家、弁護士、広報マンらである。
同社は今年5月、中国食肉大手の双匯(そうかい)国際から47億ドル(約4700億円)で買収提案を受けた。ところが米議会などから「待った」がかかっているため、対応策を協議しているのだ。
双匯は経済成長に食の供給が追いつかない中国の豚肉調達元としてスミスフィールドに注目した。上海の食品業界関係者によると、食用に飼育されている豚は世界で約10億匹で、このうち半分の5億匹前後は中国で占められる。2位以下の米国やブラジルなどとは大きく差が開いている。
◆庶民の最高の食べ物
なぜ米国の会社を買収しようとしているのか。そこには豚に対する中国人の特別な思いが詰まっている。
「貧しかった子供のころ、1年に1回、12月26日にだけ配給があった豚肉が最高のごちそうだったね」
上海郊外に暮らす50代の男性は遠くを見るような目で話した。
1950年代から70年代にかけ、毛沢東が提唱した経済建設運動の大躍進、大衆を動員した政治権力闘争の文化大革命が吹き荒れた中国。庶民は飢餓に苦しんだが「豚の角煮」が大好物だった毛沢東の誕生日である12月26日だけは違った。
「豚肉こそが最高の食べ物だと思うようになった」と、この男性はいう。
中国では古来、豚の飼育が行われ、食文化に根付いてきた。毛沢東の「豚の角煮」好きも、肉といえば豚肉を指す食文化の延長線上にあった。宴席から家庭料理まで、中国では豚肉を使わない食事は考えにくい。
7月14日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、双匯によるスミスフィールド買収計画をこう表現した。
「われわれは石油を必要とするが、彼ら(中国人)は豚肉を必要とする」
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