【メキシコ市】9月13日、エンリケ・ぺニャニエト大統領の教育改革に反対して、市中心部のソカロ広場でテントを張って占拠していた教師らを機動隊が放水銃や催涙弾を使い、強制排除を行った。教師らは石や火炎瓶を投げて抵抗、機動隊と衝突した。双方で数十名の負傷者を出している。この衝突により、教師ら30名が逮捕された。9月16日の独立記念日には、ソカロで軍事パレードが行われる。デモ隊排除に賛成する市民は59%となっている。
ぺニャニエト大統領は教育に対する教職員組合の影響力を低下させ、教師の能力評価を義務化する改革法に署名しており、これに教師ら組合員が反対していた。まるでどこかの国とそっくりではないか。組合が強ければ強いほど碌なことはない。また、組合活動ばかりに能力を発揮し、教育には、からきし能力のないものには定期的な敵性能力試験が必要であり、教師らは日々研鑽を積む必要があるとしているのだ。
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