★週刊AWACS 2013年10月20日、誕生日の音楽映像

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■誕生日の音楽映像/イーヴォ・ポゴレリチ

クロアチアのピアニスト 1958/10/20~ 満55

 

写真はIvoPogorelić/youtubeより London 1983

http://youtu.be/jyKgEnIvAbQ

 

音楽はChopinPiano Sonata No.2 Mvt I 1980年ショパンコンクールより

http://youtu.be/WL_I1z5OHe4

1980年のショパン国際コンクールで、本選を前に彼を落選させたことについての政治的な論争と、審査員の一人で自身も1965年の同コンクール優勝者であるマルタ・アルゲリッチの「この人は天才よ」という言葉によって、ポゴレリッチはたちまち世界的に名を知られることになった。このショパンの演奏は賛否が分かれている。確かに聞いたことのないショパンであるが、おもしろい。天才とは紙一重であることが分かる演奏だ。この時の日本人の入賞者は4位のない5位で海老彰子。

 

イーヴォ・ポゴレリッチはベオグラードに生まれ、7歳で音楽を始めた。12歳からモスクワの中央音楽学校で、その5年後からはチャイコフスキー音楽院で勉強を続けた。1976年からは著名なグルジア人ピアニストで教育者のアリス・ケゼラーゼに師事した。1980年に彼女と結婚し、1996年に彼女が亡くなるまで、仕事の上でも彼女との深い結びつきが続いた。

 

1981年、ドイツ・グラモフォンからレコード・デビューし、1年後に同レーベルと専属契約を結んだ。バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ショパン、ハイドン、リスト、モーツァルト、ムソルグスキー、プロコフィエフ、ラヴェル、スカルラッティ、シューマン、スクリャービン、チャイコフスキーなどの作品による15点のCDがリリースされ、人気を博している。レコーディングや年間80回にも及ぶコンサートには様々な慈善事業も含まれ、教育、わけても若い人への教育について熱心な提唱を行っている。1986年クロアチアにヤング・ミュージシャンズ・フェローシップを設立、有望な若手演奏家に国外で勉強する機会を与えるための基金作りに着手した。1988年にはドイツのバート・ヴェリスホーフェン音楽祭を開設、彼の名前を冠したこの音楽祭は若い音楽家たちに国際的な演奏の機会を与えると共に著名な演奏家のコンサートも行う。19881月、ユネスコからクラシック音楽家初の親善大使に任命された。オックスフォード大学バリオル・カレッジからは同大学創立百周年を記念し、これまでの貢献に対してフェロー・コモナーに選出された。199312月にはカリフォルニアでイーヴォ・ポゴレリッチ国際ソロ・ピアノ・コンクールを開設した。このコンクールは3年ごとに行われるもので、最高水準のソロ・ピアニストの芸術を不滅とすることを目指している。空前の優勝賞金10万ドルがソリストとしてのキャリアの確立のために用意されている。

 

1994年、サラエヴォ・チャリティー財団を設立し、内戦で傷ついたサラエヴォの母親や子供たちを収容する病院を建設するために必要な資金を集めることと、ボスニアの人々に、医療健康の面でさらなる財政的・人道的・物質的援助を進めることを目的としている。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の後援と全面的な支援を受けて、当財団が中心となり過去数年間に数百回のコンサートが開かれた。-梶本音楽事務所サイトより-

http://www.kajimotomusic.com/jp/artists/k=64/

 

 





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唸声


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このページは、唸声が2013年10月20日 02:55に書いたブログ記事です。

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