写真は寝ているライオンじゃなかった、永遠に寝ているライオンの隣で笑顔で記念写真を撮る女性ハンターでTV司会者のMelissa Bachmanさん/YouTubeより、この写真をTwitterにアップしたところ、南アの人たちの反感を買い、入国禁止を求める嘆願に23000人もの署名が集まったと言う。
以下はコンパウンドボウ(滑車付アーチェリー)の矢じりの説明をするMelissa Bachmanさん
以下はブレード矢じりに頬を射抜かれた鹿の写真、この後、矢は抜かれ、抗生物質で治療が行われ、鹿は元気になった。狩猟用のプレード矢じりの威力は大きい。クロスボウで長時間の痛みを与えるよりも人道的?なのかもしれないが、そもそもヒトの楽しみの為に動物を殺すことが倫理的道徳的にどうなのか?獲物を食べることなく、剥製にする感覚はヒトの傲慢さ以外の何物でもない。ありがたく頭の先から足までの命を頂戴することこそ礼儀であろうかと。写真のブレード矢じりは回転させて矢から外すことができる。
【アメーバ11/17-テレビ司会者がライオンを仕留めてニッコリしたら大炎上!】提供:ガジェット通信
「Twitterで武勇伝を誇って大炎上」してしまうのは日本国内に限らない。
ナショナルジオグラフィックチャンネルの番組でもプレゼンターを務めるアメリカ人のMelissa Bachmanさんは、これまでライフルやコンパウンドボウで世界中の野生動物を相手に狩りをしてきた有名な女性ハンター。
今月、南アフリカ共和国で“合法的に”狩りを行った彼女は、「南アフリカでの素晴らしい狩り!」のツイートに添えて、立派なたてがみを蓄えた雄ライオンを仕留めてニッコリ微笑む写真をアップした。するとその写真が南アフリカ国民の怒りを買ってしまい大炎上。彼女の入国禁止を求める嘆願サイトには23000人もの署名が集まっている。
南アフリカ国内のライオンは、開発のために生息域を狭められ急速に数を減らしている。およそ8000頭と推計される同国内のライオンのうち、野生はわずか3000頭。その他は狩猟用に育てられたライオンで、毎年500頭が犠牲になっているという。そんな状況でアメリカの有名なハンターがこのような写真をアップしたのは非常にタイミングが悪かった。怒りのコメントの端々には、彼女のみならずアメリカ人のエゴイズムに対する反発心も透けて見える。
BachmanさんがTwitterアカウントを削除した後も炎上は続いており、「スポーツで野生動物を殺すのは許せない!」「ライオンがかわいそう」といった感情論が支配的。「高い金を払って許可された動物だけを狩ってるんだから問題ない」「ハンターが金を払うから保護活動もできる」と擁護する人の声は“エゴ”ツーリズムでしかないのだろうか。
画像:Melissa BachmanさんのFacebookアカウントより
https://www.facebook.com/melissabachman
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