写真はオアフ島沖で発見された「伊400」の40口径14cm単装砲/YouTubeより、1992年より同艦の探索をはじめ、2013年8月に発見、2013/12/2に発表されている。
映像は米ハワイ大海洋調査研究所による「伊400」
映像は1946/6/4、米軍により破壊される「伊400」、その他アニメ映像により格納された攻撃機「晴嵐」が飛び立つ様子も
【産経12/4-旧日本軍の大型潜水艦「伊400」ハワイ沖で発見 高度技術流出恐れ米が破壊】
米ハワイ大の海洋調査研究所は3日までに、旧日本軍の潜水艦の残骸をオアフ島沖の海底で発見したと発表した。原子力潜水艦が建造されるまでは世界最大級だった「伊400」で、第2次大戦の終結直後に米軍が押収、高度の技術がソ連の手に渡るのを警戒し、破壊して沈めた。
オアフ島南西沖の深さ約700メートルの海底で同研究所の有人潜水艇が見つけた。
伊400は全長約120メートルで翼を折り畳んだ攻撃機を3機搭載できた。給油無しで地球を1周半連続航行する能力があったとされ、旧日本軍は当時米国が管理していたパナマ運河などへの攻撃に使うことを検討したとみられている。
現地で調査した米海洋大気局(NOAA)の専門家は「それまでの軍事戦略を変える攻撃能力」を持つ潜水艦だったとしている。
米軍は戦後、伊400など旧日本軍の潜水艦5隻をハワイの真珠湾に移送して能力を調査し1946年に現場海域で沈めた。同研究所は92年からこれらの潜水艦を探す調査をしている。(共同)
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