■唸声中国/第3回世界海賊版・偽物取締大会、会場外で中国が褒められる?

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写真はTOCHIFA乾電池

【人民網日本語版2/1-世界税関機構、中国の海賊版取り締まりを評価】

世界税関機構(WCO)のミシェル・ダネ事務局長は31日にジュネーブで開かれた「第3回世界海賊版・偽物取締大会」の会場外で新華社の取材に答えて次のように述べた。

 

  海賊版と偽物商品の取り締まりについて、中国政府は世界貿易機関(WTO)に加入時の合意事項を真摯に履行しており、国際協定に従って関係法規を制定・実施している。EU、米国、日本などとも協力しあって、積極的にこれらを取り締まっている。 

 

  2008年のオリンピックは北京で開催されるが、中国政府は必ずや、効果的な措置を取って、これらの商品を厳しく取り締まり、北京五輪がこの方面でも「クリーン」な大会になるよう保障するだろう。 

 

  海賊版と偽物商品は国際的な問題であり、その原因は社会や政治など多方面に及ぶ。企業と消費者の利益を損なうだけでなく、消費者の生命と健康も害するため、麻薬取引やテロ行為を取り締まるのと同様に対処しなければならない。WCOは世界知的所有権機関(WIPO)、国際刑事警察機構(ICPO)と取締協力していく。


◇唸声コメント

まさにここに書かれているように対応してくれればよいのだが・・・?

 

北京オリンピックが終わったら、また元に戻ってしまうような予感のする記事。北京オリンピック時には厳重な警戒と取締りで表面的には海賊版(売春婦も)は引っ込んでしまう。しかし、北京に出回らない分が他の都市に流れるので、海賊版(売春婦も)は減らない。

 

世界税関機構がどんなに評価しようが、中国内に溢れかえる国産のニセ薬やニセ食品は評価の対象外である。それこそ国民の生命を左右する。ニセブランドだけでなく、こうした国内産のニセ商品の排除に力を入れるべきである。

 

北京オリンピックが如何に「クリーン」?であっても、国民の肝臓と肺臓はニセ食品・ニセ酒・環境汚染・大気汚染などで「真っ黒」であろう。

 

最近、ニセブランドを喜んで買うのは米国人で、その理由は出来がいいからだそうで・・・。

 

WCO HP英語】

http://www.wcoomd.org/ie/En/en.html


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唸声


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このページは、唸声が2007年2月 2日 01:25に書いたブログ記事です。

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