ウォルフガング・パック氏 ビバリーヒルズのスパゴ
強制給餌 フォアグラ
【USFRONTLINE3/27-もうフォアグラ出しません~有名シェフ】
高級レストラン「スパゴ」(LAハリウッドなど)などを経営する有名シェフのウォルフガング・パック氏と全米人道協会(HSUS)は26日までに、動物虐待に反対する運動を始めると発表した。
ロサンゼルス・タイムズによると、運動方針に従い、パック氏はスパゴほか14の系列レストランでフォアグラ(ガチョウやカモの肥大肝臓)料理を出すのを中止する。また子牛は放牧飼育されたもの、卵は放し飼いのニワトリが産んだものだけを使う。ただし、ロブスターは今後も生きたまま切断され、水生生物保護団体が保護を主張するキャビアなども従来通り提供されるという。
パック氏がメニュー変更に踏み切ったのは、動物保護団体「ファーム・サンクチュアリティ」から3年間にわたって抗議を受けたため。同団体は氏のレストランを批判するウェブサイトを立ち上げたり、系列レストラン前でチラシ配布などのデモを行った。パック氏は抗議と運動参加の関係を否定しているものの、スパゴ・ハリウッド開店から25周年に当たる今年、動物虐待反対を主張して「注目を集めたい」と考えていることは認めている。
米国では、食べ物が有機栽培かどうか、環境を汚していないか、動物は人道的に飼育されたかといった点がますます重視されるようになっている。パック氏の店が掲げる新しい倫理基準は、ファーム・サンクチュアリと全米人道協会の助言に従った内容だといい、両団体が特に強く反対したのがフォアグラの提供だ。
自治体も、カリフォルニア州が2012年までにフォアグラの生産、販売を禁止する法律を定め、シカゴ市は昨年、フォアグラ禁止法を可決した。ファーム・サンクチュアリは同様の法律成立を促す運動をイリノイ全州、ニュージャージー、ニューヨークでも推進中だという。
◇唸声コメント
動画-ウォルフガング・パック氏、大いに語る
WOLFGANG PUCK: RAISING THE BAR ON TREATING FARM ANIMALS WELL
http://www.youtube.com/watchωv=YJd8_TYPu5Y
子牛も豚も鳥もひどい扱いを受けている・・・。
ウォルフガング・パック氏はアカデミー賞授賞式の公式料理人。写真や映像を見ているとまるで芸能人のようだ。米国では腕のほかにもパフォーマンスも欠かせない。六本木にもスパゴ東京があったが、今はやっていない。
ファッティーレバ(脂肪肝)の唸声はお仲間に同情せず、フォアグラを楽しんでいるが、アイルランド、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、ポーランド、ルクセンブルクでは、ガチョウの強制給餌が禁止されている(外国産フォアグラの販売は必ずしも禁止されていない)。-ウィキペディアより-
尚、フランスでは強制給餌によるフォアグラ生産(世界の80%)は続けられており、「フォアグラは仏文化の遺産であるとした法案」を2005/10国民議会において全会一致で可決している。
フォアグラを米国で禁止するのは勝手だが、フランスの食文化であり、他国が口を挟むものではない。あまり行き過ぎると食肉に関して全て忌避しなくてはならなくなる。
米国の表面的な人道主義は過去にも色々な軋轢を起こしてきた。直近ではキリスト教的人道主義をイスラム圏に適用しようとしたことだ。もう少し前には、左翼的人道主義を日本に押し付け、タマ抜きにしたことがあげられる。(このGHQ構想がうまくいった為にその後の米国は過ちを繰り返し続ける結果となった)
漸く日本がタマを持ち始めると、マイクホンダのような怪しげな人間を使い、再び左翼的人道主義を突きつけてくる。それも時間軸を無視し、現在の規範に合わせて過去を問うものだ。
現在の日本では人身売買は行われず、売春も法的に禁止されている。他国とは違う姿勢を明確に打ち出し、世界へアピールすればよろしい。
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