中国の著名作家・葛紅兵氏は「復讐心をかきたてるような反日教育はやめるべき」と発言、まさに正論だが、国内では猛反発。
写真は葛紅兵氏
【レコードチャイナ6/19-復讐心あおる反日教育やめるべき、大胆発言の文学者に非難殺到】
2007年6月18日、中国の著名な作家・文学研究者の葛紅兵(グー・ホンビン)氏が先日、「復讐心をかきたてるような反日教育はやめるべき」と発言、国内で大きな波紋を呼んでいる。中国各紙が一斉に伝えた。
葛氏は、中国各地の抗日戦争記念館の展示が復讐心をかきたてることを目的とした反日教育だとして、「もし民族の心に永遠に復讐心が満ちているようなことになれば、それは恐るべき事態だ。(そのような民族は)最終的には全世界の憎しみを買うことになるだろう」と指摘し、当時の日本の一般市民も犠牲者だったことを理解するように反日教育の転換を訴えた。また平沼赳夫元経済産業相が会長を務める、中国の反日写真の撤去を求める超党派の議員連盟の活動についても理解を示した。
葛氏の発言に対し、ネットユーザーを中心に大きな批判が巻き起こっている。「中国の歴史教育は一貫して日本人民も戦争被害者と規定しており、罪は戦争に導いた一部軍国主義者が負うものだとしている。このような中国の歴史教育も復讐心をかきたてるものと言えるのか」などと葛氏と全面対立する批判が多く見受けられる。(翻訳・編集/KT)
http://www.recordchina.co.jp/group/g8973.html
◇唸声コメント
「中国の歴史教育は一貫して日本人民も戦争被害者と規定しており、罪は戦争に導いた一部軍国主義者が負うものだとしている。このような中国の歴史教育も復讐心をかきたてるものと言えるのか」この記事は、まさに中共の模範解答である。
しかし、現実問題として、教師は反日を煽り立てて教えているし、歴史の教育でも多くを反日に使っている。中共の言う「日本人民も被害者である」は片隅に追いやられていて、嘘や捏造で日本叩きをしているのが実態である。
葛紅兵教授が言っているのは、残虐な写真ややたら復讐心を掻き立てる展示物に関して、国民を煽ることは良くないとの発言であり、まさに正論である。葛紅兵教授を国賊と呼ぶ記事もあるが、国賊は中共であって葛紅兵教授ではない。
http://www.singtaonet.com/cul_review/200706/t20070619_560261.html
中共が国民に対してやってきたことを全て日本軍に負わせ、憎悪の対象としているのが中共政府の延命策であることは自明の理。こうしたすり替え作戦に対して日本政府は黙っていてよいのか?ニコニコ顔の温家宝首相にスッカリ騙されている。拍手したのは誰だ?
◇本件の参考サイト
http://china.rednet.cn/c/2007/06/18/1233125.htm
http://lit.eastday.com/renda/node5661/node5663/node5676/userobject1ai1374174.html
http://www.cnhan.com/GB/content/2004-05/28/content_360437.htm
http://www.zaobao.com/special/newspapers/2007/06/hongkong070619b.html
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