■唸声中国/「しょうがないじゃ」すまない中国産「しょうが」

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真左は中国産しょうが50円、中はBHCの化学式、右は名古屋検疫所

http://www.11831.jp/img/page1/022.jpg

http://content.edu.tw/senior/chemistry/tp_sc/content1/number4/2/14-1.htm

http://www.forth.go.jp/keneki/nagoya/170801.JPG

 

【朝日7/11-検疫所「基準値勘違い」、殺虫剤残留ショウガ見逃す】

 食品衛生法の基準値を超える殺虫剤BHCが残留する中国産ショウガ約25トンの輸入を基準値の勘違いなどのミスで認め、一部が愛知県内に流通したと、厚生労働省名古屋検疫所(名古屋市港区)が10日記者会見し、謝罪した。「直ちに健康への影響はない」としているが、業者に回収を指示した。すでに消費されたものもあるとみられる。06年5月に残留基準値を超えた食品の出荷を禁止する「ポジティブリスト制度」が導入されて以来、検査で見落とされたのは全国で初めて。

 同検疫所によると、ショウガは大阪市内の業者が6月上旬、中国から名古屋港に輸入したもので、1232箱、計2万4640キロ。BHCの検査を命じられた業者から、登録検査機関を通じて6月20日、同検疫所に検査結果の書類が提出された。

 書類には、食品衛生法で定める残留基準0.01ppm以下を超える0.04ppmの検出結果が記録されていたが、担当した食品衛生監視員は、基準値を1ケタ高い「0.1ppm」と勘違い。別の監視員も、基準値を大幅に下回る「0.004ppm」と見誤り、輸入を認めたという。いずれも7~10年の経験を持つベテラン監視員だった。

 7月9日に業者が気づいて同検疫所に報告したが、6月26日までに252箱、5040キロが愛知県内に出荷されていた。残りの980箱は業者が廃棄する予定だという。

 中国産ショウガの輸入届は、07年1月から今月9日までに全国で計913件(2万7986トン)あった。うち違反件数は、これまでに16件あったが、いずれも検疫所の検査で輸入を防いだという。

 

【朝日7/11-農薬残留の中国産ショウガ、愛知県が表示内容など公表】

 厚生労働省名古屋検疫所が、基準値を超えて殺虫剤が残留する中国産ショウガ約25トンの輸入を認め、うち5トンが愛知県内に流通した問題で、同県は11日、商品の表示内容などを公表し、流通業者やスーパー、消費者に回収への協力を呼びかけた。

 問題のショウガはポリ袋に数個ずつ詰められ、「中国産」「小生姜」のほか、販売業者の屋号「西定促成」か「エヌ・エス青果」と必ず表示されている。このほかに、販売業者の住所「愛西市西川端町兼ケ角202」か「海部郡佐織町大字西川端新田字兼ケ角202」が表示されたものもあるという。

 県生活衛生課によると、販売業者は大阪市内の輸入業者から購入した後、二つの卸業者に売ったが、その後の流通過程は複雑で判明していない。同課は「(殺虫剤の残留量から)体重60キロの人が1日に約19キロ食べても健康に影響はないが、該当するショウガだと分かったら口にせず、購入先に連絡して回収に協力してほしい」としている。

 

◇唸声コメント

『体重60キロの人が1日に(問題のしょうがを)約19キロ食べても健康に影響はない』1日に19kgも「しょうが」を食べたら、胃がおかしくなる。バカな表現だ。それに健康に影響がないならストップする必要もない。こうした表現は必ず中国から突っ込まれる。

 

以下にチェックされた輸入食品のリストがあるが、かなり多くのものが水際で押さえられている。以下のリストは7月、「中国産しょうが」に関しては、過去には0.01ppmを上回るものも毎月摘発されている。

 

東京・神戸・広島の摘発は目立つが、名古屋は2006/11以来ないことが気になる。他の港が毎月チェックにかかっているのに名古屋だけないとは考えられない。2006/12以降、名古屋ではチェックに漏れていた可能性もある。とすれば、「高濃度殺虫剤汚染しょうが」が巷に出回り、日本人の口に入ってしまった可能性が高い。

 

それで『体重60キロの人が1日に約19キロ食べても健康に影響はない』との表現が繋がってくるのだ。

尚、殺虫剤のBHC(ウンカに効果的)は日本では禁止されている薬剤、DDTと共に戦後の日本の殺虫剤として一世を風靡したが、残留性・蓄積性の点から昭和46年に販売が禁止された。

 

DDTは他の国でも使用されなくなったが、皮肉にもDDTの散布を止めてからマラリアが猛威を振るい始め、1年間に150万人~270万人が亡くなっていると言う。詳細↓厚生労働省検疫所

http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/07_mala.html

 

【厚生労働省 輸入食品監視業務 2007/7-輸入食品等の食品衛生法違反事例】

http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0707.html

この中に上記の内容が含まれているが、あるわあるわ危険なものがいっぱい

 

【野菜情報2007/62006年の野菜輸入の動向 ~生鮮野菜は、大幅に減少~】

http://alic.vegenet.jp/yasaijoho/kaigai/0706/kaigai1.html

2006年のしょうが(生鮮野菜としての)の輸入は34972トン、内中国からは34236トン

 

ちなみに同年の日本のしょうがの収穫量は38100トン、出荷量は26700トンなので、国内における中国産のしょうがの割合は55.5%である。詳細↓農林水産省データ

http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/sakutsuke-akifuyu2006/sakutsuke-akifuyu2006.xls

 

収穫量と出荷量の差は自家消費や親戚知人に分ける分と種子としての保存分とのこと。

 

中国語でBHCは六六六、滴滴涕は何かな?ヒントはマラリア

◇参考記事【看中国7/11-日本工作失 25吨中国大陆问题生姜急召回】

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshijie/yazhou/2007/0711/203259.html


BHC
しょうがだけでなく、殺虫剤ウーロン茶・ダイオキシン落花生・抗生物質うなぎ、カドミウム土鍋、漂白剤米、成長ホルモン野菜、畸形家畜を紹介。特に成長ホルモン野菜は4歳で月経を呼び、5歳でヒゲを生やすとしている。

 

以下は四足の鳥、看中国より


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/3910

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2007年7月13日 02:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「■唸声中国/段ボールまんのやらせTVニュース&大量発生した鼠の写真」です。

次のブログ記事は「■唸声中国/大漁だぁ?武漢市東湖」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ