殻の内側から「緑色食品」マークが出たとされた写真↓ http://news.anhuinews.com/system/2007/08/19/001826129.shtml ハッキリ言って良く分からない。緑色食品マークは↓ http://www.lyfda.gov.cn/shownews.asp?newsid=248 写真は看中国より、郑州夜市出售人造鸡蛋 长期食用会导致痴呆 http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshehui/luanxiang/2007/0813/207313.html 1- 豆腐用の凝固剤として使われる塩化カルシウム、これの水溶液を作り、人工卵黄を固めるのに使う。尚、この塩化カルシウムは融雪剤としても使われる。ミネアポリスの橋崩落もこの塩化カルシウムにより構造材が腐食を早めた可能性がある。 2- でんぷん・小麦粉を入れたアルギン酸ナトリウム(海藻のネバネバ)水溶液に黄色の着色を施し、ボール型の容器に入れる。 3- 1で作った塩化カルシウム水溶液に2の人工卵黄をすばやく入れ、1分もすると固まり、写真のようになる。 4- 出来上がった黄身にアルギン酸ナトリウムの人工卵白を絡め、炭酸カルシウムの人工殻に入れて出来上がりとなる。 人工殻の部分の説明が足らず、少し物足りないのだが、1個作るのに5分もかかっている。これを毎日、3000個から4000個も作っているのだから、30人くらいで作っているのかな? たまご1kgで0.55元≒8.5円が原価と言うから、Mサイズと仮定し約59g/個で17個とするとタマゴ1個当たりの原価は0.5円、それに時給100円(推定月給1300元)とすると人件費が8.3円/個で、8.8円となる。これで儲かるのだろうか? 本日、近所のスーパーでタマゴの大安売りがあった。なんと10個で98円だよ。中国のニセたまご業者よ、日本から仕入れたほうがいいんじゃないの?なんと言っても手間がかからない。ニセたまごの秘伝は失われるけど、健康に悪そうな人工たまごは止めた方がいい。 写真左は、チェック付がニセたまご、右は本物/黒馬共同社区より、写真右はスーパーのたまご特売 http://club.heima.com/show_topic.aspx?forumid=572485&topicid=846623 見ただけでは分からない。こうしたニセモノ作りの情熱をもっと別のものに使えないのかなぁ? ◇ニセたまごの作り方ビデオ 【Cnplmm2006/11/2-人造鸡蛋暴光】 http://video.cnplmm.com/shipin/xinwen/9165.html ここに出ている「王大媽」と言う女性が、看中国の記事にある王先生と重なる。たぶん同一人物であろう。ここで洗面器が登場するが、ダンボール肉まんとダブった人も多いと思う。コスト的に合わないので、これもヤラセなのかと考えてしまう。 記事の中に真偽の見分け方もある。また、このニセたまごは食べ続けるとバカになるらしい。だからコスト度外視なのか??? アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムは人工イクラの技術にも使われている。と言うことは、安い回転すしのイクラを食べ続けているとバカになるのか??? ◇人工イクラの作り方↓新潟大学工学部複合素粒子研究室 http://capsule.eng.niigata-u.ac.jp/howto/ht_ikura/
ニセたまごの作り方写真とビデオのご紹介、騙される方が悪い中華文化の粋?
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