写真左からハム製造の調味料、肉粉、肉味香精、豆腐ハム(今回の記事とは無関係)
8/22、市民からの告発により、済南市品質監督局の査察チームがニセ豚肉ハムの製造現場を急襲し、150kgのニセ豚肉ハムを押収した。現場には数種類の食品添加物と鳥の皮があったが、豚肉はなかった。
このニセ豚肉ハムは鳥の皮、とこもろこしのでんぷん、肉味の調味料・豚肉エッセンス・香料、顔料で作られている。豚肉は一切入っていない。
同じような事件は青島でも起きている。たぶん全国的に・・・。
これも豚肉の高騰に原因があるが、ハムやソーセージは常に疑っておく必要がある。中国での加工食品(加工食品だけではないが・・・)には要注意、「肉味の調味料・ブタ肉エッセンス」はダンボール肉まんでもお馴染み、食べても分からない。そろそろ月餅の季節、ハム月餅は値上げをしているようだ。
記事の最後に「中国制造」が腹黒さの象徴との指摘がされており、台湾・欧米では「非中国制造」がイメージアップと安全性につながるとしている。「腹黒さの象徴」は些か言い過ぎであるが、イメージダウンをさせたのは外国のメディアではなく、中国そのものであることを認識しなければならない。
下記のようなお偉いさんの掛け声で見直しなどできる筈がない
【RecordChina8/28-<中国食品>8大任務を発表、製品の品質・食品安全を見直しへ】
http://www.recordchina.co.jp/group/g10842.html
国家質検総局の李長江局長は無許可業者の潰し込みをやると息巻いているが・・・。
◇元ネタ/看中国8/27-绝招:没有猪肉的“猪肉火腿”
http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshehui/luanxiang/2007/0827/208924.html
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