■唸声米国/牛がダメならバッファローがあるさ?低カロリー低脂肪ステーキ

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写真上左はバッファローの挽き肉、454g4.29ドル、上右はステーキ肉セット、約4kg157.58ドル、下左はサーロイン、226g4.98ドル、下右は比較表

http://www.fullcirclebisonranch.com/catalog/traditional-buffalo-steak-package-p-30.html?osCsid=6a94d03b1dee7a0e6f32846fbab0d76f

http://www.buysomebison.com/buffalomeat/category/Steaks.html

All Naturalの挽き肉、もしAllでないならば何が入るのだろうか?ステーキ肉セットはまるでまぐろの赤身のようだ。なるほど脂が少ない

 

USFRONTLINE8/13-高級ステーキはどこ?~トウモロコシ高騰で不足気味】

エタノール需要によるトウモロコシ価格の高騰が原因で、ニューヨークの高級ステーキ・レストランのメニューに変化が現れている。

 

ニューヨーク・サンによると、トウモロコシはエタノールの原料であると同時に、米農務省(USDA)認定の高級牛肉として出荷される肉牛の主要なエサであるためだ。原油に代わる代替燃料として期待がかかるエタノールの増産でトウモロコシ価格が急騰、その結果、高級牛肉の価格も高騰していると肉牛市場分析会社キャトルファックスのトッド・カロウス氏は説明する。

 

しかも現在、トウモロコシは高値で売れる上に、生産者はエタノール製造者に販売した場合、政府から助成金の給付を受けられるという二重のメリットがある。

 

ニューヨーク州ブルックリンの高級ステーキ店ピーター・ルーガーでは、これまでメニューになかったリブ・ロースを追加し、同時に高級ステーキを出す量を制限するために、持ち帰りの注文を取るのをやめ、夜遅くの予約受付件数を減らしたという。他のレストランもバッファローのステーキなどをメニューに追加した。

 

こうしたメニューの変更の背景には、高級牛肉の価格高騰の他にも供給の低下がある。カロウス氏は、USDA高級牛肉が市場全体に占める割合は、昨年の2.5%から今年は2.3%に下がると予測する。しかし、一部の高級牛肉の卸業者やシェフ、ステーキハウス経営者は、昨年の約2%から今年は約0.5%程度まで

下がったと実感していると話す。

 

卸業者によれば、高級牛肉の供給不足の理由として、ステーキ店の新規開店が続いていることと、一般消費者も高級牛肉を食べるようになったことが挙げられるという。卸業者と長年の関係を持つ高級店であればそれほど困難ではないが、小さなレストランにとっては高級牛肉の入手はかなり難しくなりそうだという。

 

◇唸声コメント

エタノールによる弊害は牛肉にまで及んでいる。どう考えても食べ物を燃料にするのは間違っている。トウモロコシによるエタノール生産を止め、早く代替物を探すべきである。

 

さて、牛肉の代替としてのバッファローであるが、絶滅危惧はなくなったのだろうか?キチンと管理すれば、ステーキとして食用にしても大丈夫だと言うことなのか?であれば、クジラも同じじゃないのかな?特にクジラは増え過ぎていて魚の生態系に影響を及ぼしている。

 

米国人はフロンティア精神でインディアンを迫害し、野生種のバッファローを絶滅に追い込んだ。ウィキペディアによれば、毛皮を取るために白人が狩をし、その後、単に狩猟の楽しみで殺していったとある。白人はバッファローの肉を食べた訳ではない。インディアンの貴重な蛋白源を奪うために殺して行ったともある。

 

鯨油を採るためだけに捕鯨をしていた米国、バッファローと同じことをしていたのだ。しかし、鯨油に代わるものが手に入ると、日本人の貴重な蛋白源を奪うために捕鯨を禁止した?(クジラ以外にも多くの蛋白源はあるのでインディアンとは違うが・・・食文化を殺した)

 

要するにインディアンも日本人も生命の全てをありがたく戴き無駄にすることはない。しかし、米国人は一部を利用するだけで残りは捨ててしまう。また、殺戮の喜びをハンティングに求めている。

 

こんな米国人もバッファローの肉を食べるようになったのだから、少しは悔い改めたのだろうか?そんなことはなかろうが。

 

さて、お味は?あれだけ脂肪が少ないのでパサついているように思えるが、ネットでは「クセも臭みもなく、意外に柔らかい。牛と変わりない」との意見が多い。「牛よりも繊維質が多い」「ややかたい」「臭みが気になる」などの意見もある。

 

上記の「比較表」を見る限りはヘルシーな肉であることが分かる。さて、クジラも同じであることに何時気がつくのだろうか?

 

USO800/米国でエタノールに代わる燃料発見?

博士「ついにエタノールに代わる百倍もの効率の良い燃料が見つかった。」

高官「簡単に手に入るものですか?」

博士「鯨油だ。昔、我が国がやっていたことだから、何の問題もない」

高官「しかし、商業捕鯨は禁止ですぞ」

博士「日本が主張しているように、クジラが増えすぎて海洋生物の生態系に重大な影響を与えているとすればいいでしょ。本当のことなんだから」

高官「IWCはどうしますか?」

博士「そんなもの我が国が作ったものでどうにでもなる。金だけでしょ」

高官「グリーンピースはどうしますか?」

博士「揚子江イルカをはじめとする絶滅危惧種一杯の中国へ張り付かせればいいんじゃないの」

 

◇元ネタ

NewYorkSuns8/8-Where's the Beef, Indeed: A Steak Shortage Hits N.Y.】 

http://www.nysun.com/article/60032

 

 

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このページは、唸声が2007年8月14日 07:45に書いたブログ記事です。

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