
写真上段は北京水網より、下左は細菌総数の試験紙、下右は中国当局より問題ありとされ返品されたエビアン
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【RecordChina8/12-「注意!この水飲むな!」、北京市が不合格飲料水を公表】
2007年8月11日の報道によると、北京市の関係部局は市内で販売されているペットボトルなどの飲料水のうち、食品衛生検査基準に満たない不合格品を個別の商品名を挙げて公表。市民にこれらの飲料水を飲まないよう注意を促した。
今回行われた衛生検査で不合格となった飲料水の製造元は、すでに生産を停止。法律に従って厳しく処罰されるという。不合格飲料水の商品名は以下の通り。
「潤露」生態水、「チエン龍」密雲山泉水、「清而爽」飲用純浄水、「桜桃泉」天然鉱泉水、「龍泉峡谷」純浄水、「格氏ライ」山泉水、「御水縁」天然飲用水、「九宏源」麦飯石飲用水、「緑水坊」純天然鉱泉水、「長峰甘泉」飲用水、「白羊城」飲用山泉水、「安吉爾」飲用純浄水、「宏運」飲用純浄水、「健峰山泉」飲用水、「玉石湾」飲用水、「ハン海湖」麦飯石鉱物質飲用水、「生命活力小分子団水」、「香山農夫」山泉、「川露清泉」優質飲用水。
◇唸声コメント
上の写真は不合格品の一部、中国語の表記では
润露・仟龙・清而爽・樱桃泉・龙泉峡谷・格氏莱・御水缘・久宏源・绿水坊・长峰甘泉・白羊城・安吉尔・宏运・健峰山泉・玉石湾・瀚海湖・生命活力小分子团水・香山农夫・川露清泉
不合格の原因としては、細菌総数が基準を超えていること。リチウム・ストロンチウム・亜鉛の含有量が基準値を超えていることが上げられている。過去には細菌総数が基準値の600倍もあるものが見つかっている。これでは健康な人も病気になる病原水だ。
日本では、水道法に基く水質基準として、一般細菌の集落数が100個/ml以下であること。大腸菌群は検出されないこととある。中国では飲用純浄水は20個/ml、飲用水(エビアン等)は50個/mlと日本より厳しい基準はいいのだが、その実を伴わない。
エビアンは5000個/ml以上細菌総数があったとして、返品した話もついこの前の話。エビアンの同一ロットの台湾での検査はOKだと言うから、チョットおかしいけど。水に関しては厳しい基準を設け検査も厳しくやらないと、そこいら中で「水商売」を始めてしまうのだろう。(きっと今もやっている?)
しかし、不合格とは言いながら、润露・清而爽・绿水坊・长峰甘泉など、実にうまそうなネーミングである。その名前についつい騙されてしまう。さすが中国四千年の歴史と感心する。
◇元ネタ
【中国食品商务网8/11-北京质监局曝光不合格饮用水】
http://www.21food.cn/html/news/26/201924.htm
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