写真は逮捕されるヌォン・チャ、新唐人より(動画もあり)
涉及柬埔寨大屠杀 赤柬二号人物被捕
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2007/09/19/a_64763.html
19日にタイ国境近くのPailinの自宅で逮捕された元人民代表議会議長ヌォン・チャはポル・ポト政権のNo2。当然ながらカンボジアの大量虐殺にも深く関わっている。その虐殺の数は200万人とも300万人とも言われている。
1975年4月、クメール・ルージュは首都プノンペンを占領し、個人財産を没収、四年間に拷問や処刑でその国の5/1から1/3の国民を死に追いやった。クメール・ルージュの指導者であるポル・ポトは若い頃に中国で訓練を受け、毛沢東にも会っており、中共政府はクメール・ルージュを支援したと言われている。
大量虐殺の中には華僑20万人も含まれていたと言う。たった30年前のことである。10年前より特別法廷が検討されていたが、支援国家の妨害が入り延期となっていた。
今回のNo2の拘束により、どこまで中共政府の関与があったかが明らかにされることと思われる。しかし、逮捕までの時間も長く、何らかの工作が行われていたと考えるのが妥当。
◇参考
【Telegraph9/20-Former Khmer Rouge leader arrested in Cambodia】
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/09/19/wkhmer219.xml
【Aljazeera Net 9/20-Special cell for Khmer Rouge leader】
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/BF72AD9B-9343-440C-B79E-88E1078C0A5D.htm
◇参考/大紀元日本-カンボジア:170万人虐殺に加担したクメール・ルージュ政権NO.2逮捕
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/09/html/d84522.html
『情報筋によると、19日に警察はチャ容疑者の自宅を包囲し、逮捕状を提示してから、十数台の車でチャ容疑者をヘリポートまで護送し、首都プノンペンへ直行したという。一方チャ容疑者の息子とその場に居合わせた数十人はただ呆然として見ていた。同容疑者は連行される前に、車の窓を降ろし、息子を一見した。隣人によると、同容疑者は身体が震え、両足で立っていられないように見えたという。』
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