■唸声中国/病院食堂のコックが喧嘩の腹いせに殺鼠剤を油炒めに混入!

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写真左中は海寧市の第三人民病院/同病院HPより、右は殺鼠剤(事件に使われたものではない)

http://www.hnrce.com/yimao/yy/index.htm

 

RecordChina10/14-喧嘩で逆ギレ、病院食堂で毒物投与!無関係の患者ら42人が激しい中毒症状―江省嘉興市】

20071011日、同僚との喧嘩に逆ギレした食堂スタッフが、腹いせに食事に毒物を投与するという事件が発生した。病院のスタッフ・患者・患者の親族ら42人がとばっちりで中毒症状を起こした。 

 

事件の舞台となったのは、浙江省嘉興市に属する海寧市の第三人民病院。1111時頃、同院食堂で昼食を食べた者が次々とけいれん・嘔吐などの症状に見舞われた。中毒患者にはただちに胃洗浄などの救急治療が行われた。特に重症と判断された5名は嘉興第一病院・海寧市人民病院で治療を受けた。生命に危険のあるものはいないという。 

 

海寧市疾病コントロールセンターは嘔吐物を検査したところ、毒物の反応があった。警察はただちに毒物投与事件として捜査を開始、食堂スタッフの張(チャン)を逮捕した。張は同僚と衝突・喧嘩したため、腹いせに食事の中に殺鼠剤を入れたのだという。他人に被害が及ぶことを考えない、あまりに衝動的な犯行だと言える。なお喧嘩相手の同僚が毒入りの食事を食べたのかどうかは伝えられていない。(翻訳・編集/KT

 

◇唸声コメント

幸いにも亡くなった方はいないが、83歳のご老人が危険な状態、患者の中には妊婦もいて中毒反応はなかったものの胎児には影響が考えられる。

 

殺鼠剤を混ぜれば、どうなるかを分かっていてやった行為なので殺人未遂罪となろう。中国では調理に殺鼠剤を混ぜ、人を殺す事件がたびたび起こる。陰湿で自分勝手な犯罪だ。

 

10/11、湖北省の税務署の食堂で殺鼠剤と思われる化学物質により13名が中毒となり、1名が亡くなっている。この同じ食堂でちょうど1年前にも同じことが起き37名が中毒となった。(捜査はしなかったのか?こんなことがちょくちょく起きるのか?食中毒は慣れっこか?)

中国に進出している日本企業の社員食堂でも食中毒が起きている。衛生上の問題か?それとも故意か?死にたくなければ、食堂スタッフの採用こそ気を使うべきだ。

 

海寧市の第三人民病院は1951年設立のベット数116の二級丙病院(三級特が最高で三級甲より一級丙までの10ランク)

 

◇唸声川柳-殺鼠剤 抜きでも怖い 中華メシ

 

◇ネタ元

【浙江都市网10/13-海宁三院生食物中毒 12警方定投毒者】

http://news.zj.com/zhejiang/gdxwhc/2007-10-13/875037.html

 

◇税務署食堂事件

【湖北校10/12-湖北仙桃中毒案查实为毒鼠中毒(组图)

http://hbxzw.com/show.aspx?id=8078&cid=15

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2007年10月15日 09:00に書いたブログ記事です。

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