
写真左は犯人のホセ・ルイス・カルバ、中は逃げようとしてバルコニーから落ちた犯人、右は被害者アレハンドラ・ガレアナさんと犯人/YouTube動画より
【ロイター10/15-メキシコの作家、絞殺した元恋人を油で揚げて一部食べる】
人を食べる人間を題材にした本を執筆し、魔術を行っていたというメキシコ人作家が、元恋人の女性を絞殺し、遺体の一部を揚げて食べるという事件が発生した。検察当局が15日に明らかにした。
警察が先週、ホセ・ルイス・カルバ容疑者のアパートを家宅捜索したところ、食卓の上で食器類とともに、油で揚げた人間の肉が乗った皿を発見した。さらに冷蔵庫にも人間の肉、シリアルの箱からは人間の骨が見つかった。
メキシコ市の検察当局者は、記者会見で「男(容疑者)が人間の肉を食べたと仮定しても全く差し支えない」と述べた。
カルバ容疑者は、警察がアパートに突入した際に逃げようとしてベランダから転落し負傷、現在病院で治療を受けている。
検察側は、同容疑者が過去2年間に別の女性2人も絞殺し、遺体を切断した疑いがあるとみている。
同容疑者は、自作の詩を路上で売って生計を立てていたとみられており、アパートからは、人を食べる人間を題材にした書きかけの本が見つかっている。
◇唸声コメント
犯人の執筆の作品は「Cannibalistic Instincts(人食いの本能)」、状況はカニバリズムそのものだが、犯人は食べていないと言う。ホラー小説家としては妙な気もするが、どこかに人としての意識が残っていたのか?それにしても逃げる時に車に轢かれたのか?ベランダから落ちたのか?何とも見っとも無い姿を晒している。
悪臭がきっかけで逮捕となった。犯人は本を書くに当たって、佐川君の事件を調べなかったのだろうか?
1981/6、パリに留学中の佐川一政(32歳)は同じパリ第三大学のオランダ人のルネ・ハルテヴェルト(25歳)を射殺し、その肉を食べた。後に自著で「匂いのない、マグロのトロのようだ」と書いている。
心神喪失状態にあったとして不起訴処分、フランスの精神病院に収容され、退院後に国外退去処分となり日本に帰国、松沢病院へ入院をする。1年後に退院となる。その後は作家として本を執筆している。
写真左は1981/6当時、右は2002/7の佐川君、眼鏡の奥に狂気を宿していないのだろうか?
メキシコのホセ君はどうも中途半端でいい本は書けないだろう。ハンニバル・レクターは佐川君の方である。ホセ君、50年は檻の中と言われている。
◇ABC News10/16-Mexican Experts Say Flesh Was Human
http://abcnews.go.com/International/wireStory?id=3733615
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