■唸声中国/アイデア一つで240億円を集めた男

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そのアイデアはネズミ講で服役中に考えついた新しいネズミ講「造林投資」、中国の波和二の顔をとくとご覧あれ。

写真左はネズミ講企業・億霖グループの広告塔となった俳優の葛優氏/大紀元より、中は詐欺師の趙鵬運/反商業詐欺網より、右は姉・詐欺師の趙代紅/騰訊網より

http://epochtimes.com/gb/7/6/30/n1759993.htm

http://www.antifraud.gov.cn/typicalcase/4_article_DX2007041304905.jsp

http://news.qq.com/a/20070413/000758.htm

 

RecordChina11/28-服役中に思いついた「造林投資」のアイデア!北京市最大のネズミ講事件、被害額は240億円超】

20071127日、北京市第二中級人民法院で、億霖グループの幹部28人が起訴された。同社は“造林投資”をうたい文句に2万人以上から16億元(約240億円)の金を集め、北京市史上最大のネズミ講事件とまで言われている。

 

億霖グループの経営者は趙鵬運(チャオ・ポンユン)。かつて姉・趙代紅(チャオ・ダイホン)に誘われ悪徳商法業界に参入、中国東北地区最大のマルチ商法・ネズミ講企業と呼ばれた瀋陽大安公司を経営した。02年に逮捕され、110か月の懲役刑に服した。

 

しかし、逮捕されても趙の野心は消えなかった。なんと服役中に「造林投資」のアイデアを思いついたという。中国では、経済発展に伴い建材用の木材などが不足している。そこで人々の投資を募り、植樹・木材の販売で高いリターンを実現するといううたい文句で、億霖グループを創業した。営業マンは、子会員・孫会員と出資者を募れば募るほど報酬が高まるネズミ講方式を採用、短期間で2万人もの出資者を集めることに成功した。(翻訳・編集/KT

http://www.recordchina.co.jp/group/g13207.html

 

◇唸声コメント

今度はどんなアイデアで騙すのだろうか?「汚染水を純水に変える装置」なんてどうだろうか?自国内でやる分には好きなようにすればよいけど、命を狙われないのかな?

 

詐欺師は一度やったら止められないようだ。頭が悪くては人を騙せないので、きっと優れているのだろう。このパワーを他で使えばよいのにと思うのだが、必ずこの趙鵬運はネズミ講かマルチ商法に舞い戻ってくるだろう。

 

騙す方も騙される方も懲りない・・・。

 

◇ネタ元/新華網11/27亿传销28骨干被公 操手列第一被告人

http://news.xinhuanet.com/local/2007-11/27/content_7151282.htm

◇参考ニュース/マルチ会社破産、社長は米国へ逃亡、被害者は30万人以上

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/374052/

 


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唸声


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このページは、唸声が2007年11月29日 01:41に書いたブログ記事です。

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