米国でチベット支援学生グループと中共政府支援学生グループの仲介をした中国人女子留学生が母国から売国奴と呼ばれている。ご本人の写真も名前も公開されている。心苦しいが、その実態をご紹介しよう。
写真はネットに売国奴として掲載されている女子学生の写真/中国のネットより
http://pic.news.mop.com/gx/2008/0415/5008.shtml#conpic
CIAに守られているとの写真も/中国のネットより
http://ido.3mt.com.cn/Article/200804/show947854c30p1.html
写真左は取材を受ける王千源さん/看中国より、右はNYTimesに載ったGrace Wangこと王千源さん/ Herald Tribuneより
看中国4/18-就西藏问题发表己见遭攻击 留美学生王千源接受专访谈困境(图)
http://www.secretchina.com/news/241242.html
Herald Tribune4/17- Chinese student in
http://www.iht.com/articles/2008/04/17/america/student.php
チベット人に化けて暴動を煽るのは売国奴ではないのか?またチベット人に化けて車椅子の聖火ランナーを襲うのは売国奴ではないのか?
それとも売国奴と罵るネットは官製ものなのか?CNNやカルフールに対するデモは上海反日デモと一緒なのか?共産主義国家とはこうしたものなのか?
言論の自由がない世界のネット攻撃は実に陰湿である。
【IZA4/18-「売国奴」…仲裁の中国人女子学生がネットで猛攻撃受ける】
【ニューヨーク=長戸雅子】米ノースカロライナ州の大学で、チベットを支持する学生グループと中国政府を支持する学生グループとの衝突を回避するため、仲裁にあたった中国人女子学生が、その後、インターネット上で「売国奴」と糾弾され、言葉の暴力などの深刻な被害を受けていることがわかった。17日付の米紙ニューヨーク・タイムズが1面で伝えた。
同紙によると、女子学生は同州のデューク大学に在学中。サンフランシスコで聖火リレーが行われた今月9日、学内でチベット支持グループの学生と中国政府支持派の学生とが衝突寸前になった際、双方のグループに友人がいたことから仲介にあたった。
チベット支持派の学生に対し、中国政府支持派の学生と対話するのであれば、シャツの背中に「自由チベット」と書くことを認めることで、その場を収めた。
しかし、その翌日には中国人学生向けサイトに女子学生の顔写真や連絡先、中国の実家の住所まで掲載され、顔写真の額には「売国奴」と中国語で書かれていた。「帰国したらおまえの死体は細切れになるだろう」といった脅迫メールも送られてきた。中国の実家にも汚物がまかれ、女子学生の両親は安全のため、別の場所に避難したという。
女子学生は、同紙に「売国奴が中国に害を与えたいと思う人のことをさすなら、私はそうではない」「これからもずっと売国奴といわれるのだろう」と心境を語っている。
◇当局のご指導、アップ映像???
ANNニュース映像より
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