「陸克文」の中国名を自分で考えた親中豪首相のKevin Rudd氏は、18日間の長期の外遊から、日程上の問題で日本を外し、大好きな中国に4日間も滞在する。商売の上でも大切なお客様?なのだろうが、日本も同様、しかし日本は反捕鯨問題で豪州に対してはかなりイラついているのもご存知だろう。
『今回の4日間の中国訪問決定は中国の対豪外交の成果といえる。では、“日本外し”の背後に中国の影はないのか。知らず知らずのうちに中国の掌中でラッド首相は踊らされていないのか。昨年9月、ラッド氏の中国語の演説を聞きながら、胡主席が浮かべていた微笑が思い出されるのだ。』日豪関係の憂鬱/藤本欣也氏
とのことで、以下の写真と映像をご覧あれ
写真は2007/9、APEC前日シドニーのレセプションでのラッド党首の得意げな中国語による挨拶、それを聞いて微笑む胡錦濤主席↓(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=_KFmG06he_E&feature=related
あまりのラッド党首のご機嫌取りで胡錦濤主席も苦笑い↓(写真と英語記事)
http://www.smh.com.au/articles/2007/09/07/1188783466709.html
選挙に勝ったラッド新首相の中国語をもっと聞きたい方へ(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=zN42pk7eozk#
ラッド首相の18日間の外遊スケジュールはワシントン、ニューヨーク、ロンドン、ブリュッセル、ブカレスト、北京および中国南部となっている。中国としては、日米豪の新軍事同盟は中国海軍の太平洋進出の際にどうしても邪魔になる。日本を孤立させたいのが本音であろう。そんな本音がこうした外遊にまで現れる。
チャイナスクールの陸克文=ラッド・ケビン首相は中国にとって有用な人材、台湾の馬英九総統とともに中国の海洋国家としての拡大には不可欠な協力者である。陸克文首相が中国に偏りすぎるのは米国からも牽制が入る。この辺りのバランスは日本のチャイナスクールのメンバーよりも敏感であることを祈る。
ただ、陸克文首相の長女は中国系と結婚、長男も次女も中国語を勉強中と言う筋金入りの親中一家である。
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