写真は竹筋コンクリート製のマンホールの蓋、「福宁高速」の字が見える/看中国より
マンホールの蓋と言えば、鋳鉄製と相場は決まっていたが、鉄だとすぐに盗難に遭うのでコンクリート製に切り替えられている。特に中国では鉄は銭、すぐに持っていかれてしまう。
そのコンクリート製のマンールの蓋が竹筋コンクリートだから、強度も何もあったものではない。写真の蓋も典型的な「豆腐渣=おから」建築物、中に入れる筈の鉄筋は「鳥の巣」に使われたのかもしれない。
鋳鉄のマンホールの蓋を盗んでは、くず鉄で売り捌き、コンクリート製のマンホール蓋の鉄筋になるのであればまだしも、竹に変わってしまう。強度の差は賄賂を生み出し、共産党幹部へ還元される。
四川大震災では「木筋コンクリート」も明らかにされた。共産党独裁が長期になればなるほど、腐敗が進む。先日、四川大震災で強度が弱ったとされる1960年代に作られた橋を爆破したが、ビクともしなかった。腐敗はあったのだろうが、今ほどひどくなかった良い証拠である。
この豆腐渣マンホール蓋は中国各地で見つかっている。見た目は分からないが、なにしろ強度が弱く、すぐに割れてしまう。その豆腐渣蓋が高速道路上にあるのだから危険極まりない。
中国の掲示板には「竹筋コンクリートは中国人の発明」なんて書かれているものもあるが、実は日本でも鉄がなかった戦時下に使われたことがある。賄賂の為ではない。
さて、マイクロ・ソフトの有名な問題だが、「マンホールの蓋はなぜ丸いのか?」お分かりだろうか?
真っ当な答えは「丸ければ、蓋がマンホールに落ちないから」だろう。しかし、これではまだまだ。「四角いと角が立つから丸く収めるために」こんなところで50点かな。どうぞ、頭の休日問題に!
中国での会話
社長「危ないじゃないか!急ハンドルは」
運転手「すみません。何とか回避できました」
社長「犬か猫か、それとも人間か?」
運転手「そんなものなら避けません。マンホールの蓋なんですよ」
看中国7/31-你绝对想不到 福宁高速公路上的井盖(图)
http://www.secretchina.com/news/256926.html
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