写真はタクシーの中の盗聴マイク(丸印)/看中国より
中国では「壁に耳あり、障子に目あり」だ。タクシーの中だけではない、ホテルにも盗聴マイクとカメラはセットされている筈。某議員はこれですっかり親中派となってしまった。地元で写真をばら撒くとでも脅かされたのだろう。こんな輩が国会議員なのだから、選ぶ方も選ぶ方、不思議で仕方がない。
タクシーでの盗聴がどれだけの効果があるのか分からないが、携帯とネットは既に当局に監視されている筈、中国に入った時点で自由は保障されていない。潔癖な方でも利用する価値のあると判断された場合は、お得意の合成写真などの手もある。
看中国8/8-京奥保安:出租车监听乘客对话,甚至遥控汽车熄火(图)
http://www.secretchina.com/news/258180.html
【大紀元日本8/8-北京市のタクシー全車両、盗聴装置を装着か】
北京市のタクシーのほぼ全車両が遠隔操作できるマイクを装着していることがこのほど判明した。ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア紙(WSJA)は、「表向きではこれらの装置は運転手の安全を守るものだが、乗客の会話を遠隔操作で聞ける」などと報じた。
北京市のタクシー運転手と業界関係者によると、過去3年間、北京市の7万台のタクシーのほぼ全車両にこの装置を装着した。衛星システムと連結しているため、特定のタクシーの位置を探知できるという。
この装置の製造メーカーである中国の「雅訊網絡公司」(Yaxon Networks Co.)の説明によれば、運転手すら察知しない状況で、遠隔コントロールで装置を起動でき、車内の会話を盗聴できるほか、エンジンを強制停止させることもできる。
報道ではある中国公安警察の言葉を引用し、この種の秘密事項は絶対に外部に漏らしてはならないという。
また、その報道によると、中国国内の他の都市でもタクシーに類似の装置を装着している。東北部の瀋陽市では、警察当局は8万3千人のタクシー運転手を工作員として働かせ、情報提供者には最高50万元(約800万円)の賞金を支給。北京市だけで約11万人の公安、部隊、ボランティアが五輪期間中の警備に当たっている。
WSJAは、「中国当局が外国メディアを厳密に監視しているのはむしろ公然の秘密である」と報じた。
北京駐在の複数の台湾系メディア関係者によれば、電話が盗聴されているのは紛れもない現実であり、電話口で敏感な話題と情報源にはできるだけ言及しない。
数人の記者も共同の体験を語った。ホテルの部屋に入るとき、見知らぬ男性が洗面所にいた。水道管の点検と称し堂々と去っていくという。
米国務省は以前から、北京五輪に訪れる外国観光客は至るところで盗聴される可能性を警告した。最近、英国情報機構の幹部は同国のオリンピック代表団に対し、北京滞在中には使い捨ての携帯電話を使用するよう提案、盗聴装置が取り付けられた携帯を国内に持ち帰るのを避けるためである。また、中国当局が外国人宿泊のホテルを対象に、インターネット接続を監視するソフトウェアの取り付けを命じたと、米共和党のブラン・ベーカ上院議員は先週、明らかにした。
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