写真左は浙江省舟山市で起きた「龍吸水」と呼ばれる竜巻/看中国より、右下は舟山市の位置(A)の部分、右上は普陀山の南海観音像
9/11、午前10時20分頃、浙江省舟山市海域で発生した竜巻が500m上空へ海水を吸い上げた。龍吸水、まるで龍が水を吸い込んでいるかのように見える。10分間続き、まさに奇観である。しかし、この色は何だろう? 舟山海域もアオサが異常発生しているのだろうか?
吸い上げたアオサや海水は島中に振り撒かれる。決してきれいとは思えない海水が空から降ってくる。光景はハッと思わせるが後始末が大変だろう。
中国の四大仏教名山(五台山、峨嵋山、普陀山、九華山)の1つ普陀山はこの舟山諸島にある。普陀山の開山は日本人僧の慧萼だ。858年に慧萼が五台山から観音像を抱き、寧波から日本に帰ろうとしたが、船が普陀山に差し掛かると海面に鉄の蓮華が湧き出て、船の進路を塞いだため、慧萼は「観音菩薩がこの地を選んだ」として島に留まり、庵を結び観音像を祀ったと伝えられている。
中国で続く天変地異の数々、そう言えば、8月末に海南島の観音様のあたりでも「龍吸水」が発生している。龍がきれいな水を求めて彷徨っているのだろうか?何処の水も汚染されていて、龍神もさぞお怒りだろう・・・。観音様にすがりたいのは人間ばかりではなさそうだ。
看中国9/12-浙江舟山出现“龙吸水”500米水柱连天(图)
http://www.secretchina.com/news/262757.html
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