写真と記事は香港文匯報より(2008/10/16付)「日本で輸入いんげんの農薬が大幅に基準を超える 毒を入れたことを疑う」
http://pdf.wenweipo.com/2008/10/16/a13-04-1016m.pdf
日本で伝えられているニュースをそのまま伝えている。A13面であり、あまり大きな扱いではない。毒物にさらされている彼らにとっては、たいした事件ではないのかもしれない。
この記事では煙台北海食品の藍明徳社長(上記右下写真)は「私達の生産した食品で日本の消費者に被害をもたらし、申し訳ないと感じます」と話しているが、この後、自分の工場ではジクロルボスは購入したこともなければ使ったこともないとして、工場内での混入はありえないと明言している。これは毒餃子事件の時と全く同じ。
毒餃子事件もあやふやであのまま捜査は進んでいるのかどうなのか?密告社会の中国で犯人がうまく逃げおおせる筈もなく、秘密裏に処分されてしまったのか?今回の事件も毒を入れた犯人がいる筈であり、今後も同じことをする可能性が高い。このまま犯人の特定ができないならば、中国にとっても大きなマイナスとなるだけで、有耶無耶にすることのメリットはない。
犯人は中国のガンである。ガンを放置すれば、瞬く間に世界中に広がってしまう。オリンピックや宇宙遊泳に国家威信を見出すだけでなく、安全で高品質な中国をアピールすることが国家威信と考えよ。当然ながら、口先だけではダメ、宇宙計画を中止しても、食品の安全に国家総力を傾けてもらいたい。
香港文匯報10/16-輸日豆角農藥大超標疑被下毒
http://paper.wenweipo.com/2008/10/16/YO0810160014.htm
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