表は国別ネット利用者数/ comScore2009/1/23より
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2696
1/23、インターネット利用調査会社のcomScore社は2008年度の世界のインターネット・ユニークビジター数(重複のない人数)を公表した。全世界では10億773万人となる。この数には携帯電話やPDA、ネットカフェでのアクセスは含んでいない。
中国が1億7971万人と米国を抜いてトップ、米国は1億6330万人、日本は5999万人、ドイツ3699万人、英国3666万人、フランス3401万人、インド3209万人と続く。
人口比率で考えれば、英国が高く、中国はまだ低いが、これからも伸びる可能性は高い。
サイト別では、1位/グーグル、2位/MS、3位/ヤフー、4位/AOL、5位/ウィキペディア、6位/イーベイ、7位/フェイスブック、8位/アマゾンと続く。尚、中国サイトであるバイドゥーは14位。
7位のフェイスブックは米国の学生向けに作られたSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)、マイスペースがコミュニティサイト業界のトップだと思っていたが、マイスペースは15位以内に入っていない。フェイスブックは2008/5より日本語版も公開されている。
中国でガードがかけられているとは言え、インターネットの人口比率が2桁になったことの意義は大きい。但し、毒餃子のように、中国側に問題はないとする中国当局を信じて、天洋食品の回収餃子を疑いなく食べてしまうのもネットが機能していない、もしくは行き過ぎたネット監視が問題として残る。
偏向したネットが中国で増え続けるのであれば、これも問題。インターネットに関しても大国、中国ではないのだ。
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