写真は中国版スプライトのペットボトル、このスプライトに洗剤が入っていた/中国ネットより
2月15日、重慶の楊家坪直港大道にある某ホテルで結婚披露宴が行われたが、その際に20名の客がペットボトルに入った洗剤を飲み、三人の具合がかなり悪く病院へ送られた。また、1名の児童は病院で胃洗浄の処置をされた。
ホテル側はアルコールや飲み物は客が持参するのでホテルとしては関係ないとしている。17本のスプライトがあったが、そのうちの2本が洗剤だった。
4名の医療費はホテル側が負担したが、責任の所在について客と揉めている。ホテル側がペットボトルに入れた洗剤を棚に入れて管理していたのに、客が勝手に持ち出したと話している。
話を総合すると、スプライトは客が持参したもので足りなくなったので、勝手にホテルの棚にあった(洗剤入りの)スプライトを持ち出して飲んだと言うことになる。
記事のなかで弁護士は、ペットボトルに飲用でないものが入っている場合、明示されていないことがホテル側の管理面の落ち度となり、賠償の責任があると話している。
持ち込みOKは便利だが、食中毒が起きた際には厄介なことになる。ニセ酒などもあるので、食べ物と飲み物を明確に分けないと責任の所在が不明確になる。
中国では、ペットボトルに入った洗剤は格安で売っているようだ。たぶん、違法工場(普通の家)で作られた違法洗剤であり、某ホテルでは正規品を買わずに、違法品を買って差額をマネージャーがポケットに入れていたのだろう。
泡を食ったのは客だけじゃなかったか???
参考ニュース
腾讯2/17-饮料瓶中装洗涤剂 婚宴上20客人误饮(图)
http://cq.qq.com/a/20090217/000018.htm
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