この女の子は見つかったのだが、残念ながら、探していた行方不明の女の子ではなかった。
この女の子は李小蘭ちゃんで6歳、両親もいて家計を助けるために新聞を売るアルバイトをしているそうだ。
写真は春節の長沙五一市民広場で新聞を売る幼子/看中国より
http://www.secretchina.com/news/282520.html
この写真はご記憶の方もいるかもしれない。健気な少女の姿に親の顔が見てみたいと本ニュース(少女が小遣いほしさに乞食をやる光景2009/2/15)でも扱ったものだ。で、親が現れた!
父親の徐見成さんが2月22日にネットでわが子の写真を見て、徐千ちゃん(4)を探してくれた人には謝礼として10万元を提供すると中国ネットの紅網に申し出た。
実は昨年の10月18日に徐さん一家の住む広東東莞市で千ちゃんとはぐれてしまったのだ。徐見成さんは50~60人を使って広東中を探し回ったが見つからなかった。
2月23日、徐見成さんは借金をして家族で湖南長沙市に来て、千ちゃんを探している。
東莞と長沙は800kmも離れている。はぐれてしまった子供が移動できる距離ではない。たぶん、誘拐され、長沙に売られたのであろう。中国では子供を誘拐し、奴隷として使ったり、物乞いをさせたり、酷いものは臓器移植に使われるケースもあると言う。
まさかと思う方もお在りだろうが、これも悲しい中国の現実でもある。日本であれば、警察にすぐに通報するのが普通だが、警察は当てにならないから、自分で懸賞金を出して子供を捜す。
いずれにしても、早く見つかってほしい。
この写真の女の子は別人だったため、振り出しに戻ってしまった。よく似ているのだが、もう少し背が小さく、もう少し痩せているそうだ。
参考ニュース/少女が小遣いほしさに乞食をやる光景2009/2/15
http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/916578/
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