写真はドイツのコンドームの広告に使われた「毛精子」「ヒットラー精子」「ビンラディン精子」/看中国2009/4/17より
http://www.secretchina.com/news/288855.html
Doc Morris Pharmaciesのコンドームの広告に毛沢東型精子が使われたことに中国政府は抗議をし、これに広告を担当した広告代理店のGrey Worldwide社はフランクフルトの中国総領事館に謝罪文を送付している。
シトロエンのヒョットコ広告同様に、ブラックジョークとして笑って済ませる問題だと思うが、企業にしてみれば、中国政府に睨まれることは商売の上でも避けたいと思うのだろう。これではどこかの新聞社と同じことになってしまう。
表現の自由のない中国と違い自由主義諸国は言論の自由がある。こんな些細なことに目くじらを立てるのも大国としてどうなのだろうか?世論の変わりつつある中国も中共政府による独裁国家がこんな時に顔を出す。
ただ、このことで一番笑っているのは、ドイツのコンドームメーカーだ。世界中のネットにタダ乗り広告ができた。「エイズより危険な精子も食い止めます!」と言った強烈なイメージを若者に植え付けた。謝罪をした広告代理店も舌を出しているかもしれない。
以下はAFPによる記事↓日本語
毛沢東が精子に?!ドイツの広告に中国が猛抗議
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2593564/4044081
AFPでも中国を意識してか広告の写真は掲載していない
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