写真は列車内で亡くなった中国人女性を収容する救急車/NEWSru.Com2009/4/16より
http://www.newsru.com/russia/16apr2009/sarstrane.html ロシア語
4月15日、ロシアの列車内で中国人女性がSARSで死亡したと言われていたが、手足口病あるいはインフルエンザで死亡した可能性が高いと報じられている。
手足口病はエンテロウィルスにより児童や乳児が罹る病気、当然ながら成人も抗体がなければ発症する可能性もあるが、極めてまれである。同女性が手足口病だとするならば、新種ではないのか?これも心配である。ではインフルエンザなのか?
ブラゴベシチェンスクからモスクワまで列車だが、距離にして7982km、偶数日の運行で142時間もかかる。
上記記事によれば、同車両の50名とコンダクター2名が隔離入院させられている。100時間以上も患者と一緒にいれば感染は免れない。
急に病名を変えたところが怪しい。両政府により真相は封じられてしまうのか?
【大紀元日本4/17-ロシアで急死の中国人女性、本当の死因は何か】
モスクワ時間4月15日午前8時ごろ、ロシア南部のブラゴヴェシチェンスクからモスクワ行きの列車の中で一人の中国人女性が急死した。同日朝、ロシアテレビ局などロシアの各主要メディアは、「死因はSARS感染の可能性が高いと診断された」とこの事件を報道した。しかし、当日夜、ロシアメディアの報道は一斉に変わり、この中国人女性は手足口病、またはインフルエンザで死亡した可能性が高いと報じた。
ロシアのヴィエスチ・テレビ局、ロシア新聞社などの各主流メディアの15日午前の報道によると、中国人女性がブラゴヴェシチェンスクからモスクワ行きの列車の中で急死した。医療機関による初期の診断では、死因はSARSである可能性が高く、最終的な検査結果は1週間後に出るという。
報道によると、死亡した中国人女性の名前は楊翠琴(音読)、23才。彼女の親族も同じ列車に同乗していたという。
しかし、15日夜、多くのメディアは午前の報道とは違い、死亡した中国人女性の死因は手足口病の可能性があると報じ、詳細な検査結果は7日から10日以内に出ると伝えた。
主治医のチュチャリン氏はロシアの通信社に、死因は重度のインフルエンザによる可能性が高いと説明した。
防疫機構の責任者オニシンカ氏は国家テレビ局ヴィエスチの夜のニュース番組で、「現時点において、この中国人女性の死因はSARSであるかどうか確認、または否定する証拠がまだない。防疫機構は現地の状況を完全にコントロールしている。市民は恐怖を感じることはない」と説明した。
また、この中国人女性の死後解剖について、各メディアの報道も異なっている。列車が緊急停車しているキロフ駅の現地政府幹部は、まだ解剖していないとしているが、前述の防疫機構の幹部オニシンカ氏は、すでに解剖を行っていると説明した。
オニシンカ氏は、女性が乗車した第2車両と、隣接する第1、3車両は、徹底的な消毒作業が行ったとした。列車に同乗した五十数人の中国人は隔離され、うち数人は高熱を出していることを明らかにした。 (翻訳・叶子)
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/04/html/d80034.html
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